年々気になる体脂肪。男女の付き方の違いには理由があった!?

年々気になる体脂肪。男女の付き方の違いには理由があった!?

脂肪の付き方は男女で差があり、男性は内臓脂肪が、女性は皮下脂肪が付きやすくなっています。この根本的な男女の違いは、赤ちゃんを授かるか授からないかに関わっています。

クマなど冬眠する動物は、冬眠中に食べなくても大丈夫なように、秋にどんぐりなどの脂肪分たっぶりの実を食べて冬に備えます。こうして、寒さに対抗できるように、内臓脂肪を蓄えます。冬眠中はこの内臓脂肪を燃焼させ、発熱体として利用するといわれています。

ただ、メスの場合は内臓脂肪の代わりに赤ちゃんが発熱体になってくれます。そのため内臓脂肪が少なくても冬眠できるのです。また、おなかの中に赤ちゃん用の空間を作るために、内臓脂肪ではなく皮下脂肪を付けるようになったともいわれています。


更年期からの体の変化

更年期からの体の変化

先ほど、女性は内臓脂肪よりも皮下脂肪のほうが付きやすいというお話をしました。

しかし悲しいことに、女性は閉経することで女性ホルモンが減少し、男性ホルモンが増えて女性でも内臓脂肪が付きやすくなってしまいます。しかも男性よりも筋肉のない女性は、何をしても痩せなくなってしまうのです。

さらに、年とともに男性ホルモンまでも減少。意欲や判断力も低下し、好きなものにもあまり興味を示さなくなり、外出も減っていきます。そのことでより一層、一日のエネルギー代謝が下がり、なかなか痩せられなくなってしまいます。

年を取ることは悪いことばかりじゃない!いま、好きなことを見つけよう

年を取ることは悪いことばかりじゃない!いま、好きなことを見つけよう

年を重ねることで、確かに体力や筋力は衰えたかもしれませんが、その分得たものはなんですか???

これをしっかりと20個は書き出してください。
どの出来事にもメリットとデメリットは同じ数だけあります。

しっかりと今の状況を知り、その中でも感謝できることを見つけるのです。

確かに20代は足首もきゅっとして、ウエストもきゅっとして、肌もきめ細かくたるみもなくきれいです。
でも私は戻りたくありません。私が20代だった頃は、ちょっとのことで一喜一憂したり、イライラしたり、けんかしたり、精神的に未熟だったからです。

今のほうがあらゆる出来事を俯瞰的に見れるようになりましたし、とにかく毎日が穏やかです。35歳を超えて体型も乱れてきましたが、自分の好きなことをして、無理なくアンチエイジングをして生きていこうと思っています。

あなたにも絶対に今でよかったと思うことがあります。
ネガティブな一面もしっかりとその気持ちを認めてあげてください。その分メリットな一面も見つけてみてください。

ネガティブとポジティブが上手に統合されると、そこには穏やか感謝しか残っていませんから……!

ダイエットアドバイザー/清水理恵





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この記事を書いた人

  • ダイエットアドバイザー兼メンタルコーチ

    清水 理恵

    好きなものを食べて痩せる“清水式ダイエットプログラム”が人気!

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