他人に自分を合わせて生きていくこは、すごく疲れること
昔、人と話すことも苦痛だった私。
どんな自分なら相手が喜んでくれるのか、そればかり気になった。
でもそこに、正解はなんてなかったんです。
人が変われば答えも変わるし、そもそも正しい答えなんて無い。
出会ってすぐは人に好かれようとして猫をかぶり、ちょっと心が打ち解けたところで猫を脱ぐ(笑)そんな言葉はないけれど、そんな感じ。
「本当の私はこんな感じなのよ、これからもよろしくね」って、無理な話です。
いきなり「本性はこんなです」と言われても、相手は戸惑い困ってしまいます。
しかもこれは、私自身にとっても、すごく疲れることでした。
自分の綺麗な部分と汚い部分の差に戸惑うあなたへ
そして、何回も失敗しながら辿り着いたひとつの答えがあります。
それは、"基本はいつだって自分に置く"ということ。
"そこに立てれば誰だって輝ける"。
そう思えたのは自分だけの時間を持てたからだったんです。
言い換えると、ある意味、"人に期待しない"ということ。
もちろん良い意味で。
癒されたいなら自分で癒す、勇気が欲しいなら自分で奮い立てる、褒められたいなら自分で褒めるんです。
何故ってそれが一番効くから。
あなたがもし自分の時間を持てていないのなら、何でもいいから好きなことをやってもらいたいです。
好きなことに没頭して熱中しているだけで、その時間は自分だけの時間になります。
素の自分と過ごす時間です。
誰の中にも、綺麗な部分と汚い部分があります。でもそれは悪いことではなく、綺麗なその美しさや、汚い自分を感じられる大切な瞬間なんです。
汚い部分が嫌いならそういう汚い部分を持った自分を許すんです。そして受け入れる。
結局、自分を一番知っている自分が、一番強いのだから。
自分の二面性を受け入れることは、自分らしく生きることへの第一歩
自分の二面性を受け入れて許すことで、より自由に自分らしく生きられます。
そのきっかけは、好きなことに打ち込んでみることで見えてきます。
好きなことは、あなたが今のままでも十分に輝けることを教えてくれます。自分が輝ける瞬間を感じられることは楽しみですね。
ヨガ講師/土橋浩美
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