秋にシミを残さない!シミのメカニズムとは?
8月に入り夏本番!
海に、山に、花火に、祭りに、フェスに!と、何かと太陽の下で過ごす時間が増えますね。
太陽と仲良くしたいけど…、秋にシミを残したくない! そんなワガママな女性に、今回は「真夏の太陽と仲良くする方法」をお伝えします。
では、シミってどうやってできるの?
シミのメカニズムは、もう皆さんご存知ですね? デパートの化粧品売り場などで、説明を聞かれたことがある方も多いと思いますが、念のためにおさらいしておきましょう。
シミの元となるメラノサイト君は、お肌の表面を覆っている4層からなる表皮の一番下にある「基底層(きていそう)」と言う所に住んでいます。
※分かりにくい方は4層のラザニアを想像してみて下さいね。ミルフィーユでもいいですよ!
紫外線B波が表皮に侵入してくると、表皮の下にある「真皮層(しんぴそう)」に住んでお肌に弾力を与えてくれているエラスチンちゃんやコラーゲンちゃんを守るため、メラノサイト君が「これ以上入って来ちゃダメ!」と、黒いカーテンをひきます。これがシミのもと。
お肌の新陳代謝(ターンオーバー)と共に、徐々にお肌表面にシミとなって現れてくるのです。
正しい日焼け対策2つの方法
【日焼け対策①】
日焼け予防と言えば「日焼け止め!」皆さん一番に思いつきますね。
ですがこの日焼け止めで、きちんと紫外線予防できているでしょうか。
日本人は日焼け止めの使用量が、諸外国の方に比べて圧倒的に低いそう。
日焼け止めの正しい量は知っていますか?
なんと、お顔に使用する適量はパール粒2粒分。1㎠に2mgとされています。
白くなるタイプものなら顔中真っ白になります。
そのくらいの量を塗って、さらにその後も、マメに塗りなおすこと。そうすることで、しっかりと紫外線からお肌を守ってくれます。
耳の裏やうなじ、足の甲などにもお忘れなく!
【日焼け対策②】
紫外線を防ぐもう一つの方法。それは…お肌の潤いを保つこと。
水分量の多いお肌は紫外線に強いのです!
・体の内側で潤いを作り出し、お肌の表面まで届ける(潤す)。
・体の内側から湧き出た潤いを、お肌表面で保つ(保湿する)。
では、お肌を潤わせるにはどうすればいいのでしょう。
「お肌を潤す?」「水飲めばいいんじゃない?」
それも大事ですが、そんなに単純ではないのです。
一人ひとりお顔が違うように、それぞれにお肌の潤し方も違うのです。
やっぱり漢方は美肌にイイ?!その効果とは
体の中に潤いを充たし、ぐるぐる巡る3つの成分「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」。漢方ではどれかが欠けていても、どれかが巡っていなくても、潤い肌にはまだ一歩足りません。
・疲れやすかったり、イライラしがちな方は「気」が原因で潤い不足になっているのかも。
→雑穀類や香草類を食べたり飲んだりして気を補い巡らせて下さい。
・集中力がなかったり、肩こりがある方は「血」が原因で潤い不足になっているのかも。
→赤黒食材を食べたり飲んだり、体を温めたりして血を補い巡らせて下さい。
・コロコロ便や、白ニキビができやすい方は「水」が原因で潤い不足になっているのかも。
→はと麦茶やトウモロコシのひげ茶などで、水を補い巡らせて下さい。
そうして体の内側で作りだした潤いをしっかりとお肌表面まで届け、体の内側から湧き出た潤いをお肌表面で保つ(保湿する)ことが大切。水分量の多い化粧水などで、お肌表面をしっかりと保湿して下さいね。
そうすることで、秋になってもしっとりとした潤いのある美肌を手に入れることができますよ。
この夏は太陽と仲良しになって、めいっぱい楽しんで下さいね!