去年のブーツに足が入らない!? なんてことはありませんか?
秋も深まり、そろそろ衣替え! おしゃれに欠かせないブーツの登場です。お気に入りのブーツ。今年はどんなコーディネートで楽しもうかな♪ そんな気持ちで履いてみると…。
あれ! 何だかパツパツ!? 入るには入るけど、余裕がなくてムチムチ。余計に足が太く見えちゃう!
そんな時にはこれらのことを試してみて。
ブーツの似合う美脚の条件とは?
ブーツの似合う美脚の条件。それはスラッと細く、まっすぐに伸びる足。憧れの美脚ですね。
ギュウギュウと無理矢理ブーツにふくらはぎを押し込み、ファスナーにお肉が挟まらないようおそるおそる履くのではなく、スッと入りシュッとファスナーが上がると外出先でもかっこ良くブーツを履きこなすことができますね。
そんな「ブーツが似合う美脚を作る5つの方法」。貴女だけにそっと教えちゃいます。
①冷えバイバイ! 正しい入浴法
私は女性の曲線美を作るメソッドと共に、日々の生活習慣でカラダの内側からも整えられる漢方の個別カウンセリングもしています。女性は特に「冷え」に関するお悩みが多く、色々試しても中々改善しないという方がほとんど。
ですが、その方たちの大半がやっていた入浴法。それは「長時間の半身浴」。美しい女優さんやタレントさんたちの美容法として良く取り上げられていますが、この入浴法、合う方、合わない方がいらっしゃいます。
「ぬるめのお湯だけど、30分~1時間、ゆっくり浸かって汗をダラダラ流してます」…やめてください!
それで貴女の冷えは改善したのですか? 改善してないのですよね。だから今、お悩みとして上がっている訳で。
だったらスパッとやめちゃいましょう!
冷えを改善する入浴方法は、気持ち良い暖かさのお湯に肩まで浸かって「じんわり」汗をかく位。
個人差はありますが、約7分~10分も浸かれば充分。
酸素や栄養豊富な血液が心臓からドクン! と押し出されてカラダ中を巡り、セルライトの元となる老廃物や二酸化炭素を抱え込んでまた心臓に辿り着くまでの時間はおよそ1分。
この間に血液が徐々に温まり、体中をポカポカと温めてくれるのです。
ダラダラ汗を流すと言う事は「体の熱を冷ます」ということ。高熱を出した時、真夏の暑い日に汗をかくのと同じ原理です。
カラダを温める為にしていることが、逆にカラダを冷やす原因になっているのです。
長時間半身浴で冷えが改善しない方は、決して「ダラダラ」汗をかくまで浸からないでくださいね。
お風呂の中でのスマホや読書も禁止! 交感神経を刺激し、冷えを呼び込みかねません。
ゆったりとした音楽や好きな香りのアロマ、入浴剤などでリラックスタイム。
バスタイムを存分に楽しんでくださいね♪
②足つぼマッサージでムクミ知らずの美脚に
サロンに来られる方の脚に関するお悩みNo.1は、やはりムクミでしょうか。
夕方になるとムクんで痛い! 靴が入らない! という方も多いのでは? ムクミは放っておくとそのまま定着し、太くクビレのないゾウさん脚に一直線!
そうなる前に、水の代謝を良くする足つぼで、ムクミ対策! かといって、自分でやるのですから、専門的なことをいわれてもねぇ。という方に、お風呂でもできる簡単な方法を伝授いたします。
ムクミ改善のツボと言うと、腎経のツボが多く上げられ、水分代謝や冷え、アンチエイジングにひと役買ってくれます。
代表的なツボは「湧泉(ゆうせん)」、「照海(しょうかい)」、「太谿(たいけい)」などでしょうか。ポイントでツボが分かる方は、じんわりとゆっくり押さえてもらえればいいのですが、足裏周りはとかくツボの多いところ。
私のおすすめの足つぼマッサージは以下になります。
①土踏まずを縦にざっくり3分割にし、踵→足指方向に向かって、土踏まずを親指の腹全体でさすり上げる。それを3~5回程
②そして内くるぶしの少し下のへこみから、今度は踵と足底に向かって放射線状に親指の腹全体でさすり下ろす。これも3~5回程
こうする事で、近くにあるツボも同時に刺激でき、すっきり感が増します。
③次にひざ裏中央のくぼみをプッシュ
④そしてふくらはぎを降りて行き、筋と腱の境目(ふくらはぎが盛り上がり始める少し下)をプッシュ
⑤最後に、足指と反対の手の指(右足なら左手)を恋人つなぎにし、足首を固定して左にぐるぐる右にぐるぐる回す。こうすることで、全身の巡りが良くなり、足首を細く保つ秘訣となります
ポイントは「痛気持ち良さを感じること」。決して、グイグイ力まかせに揉まないでくださいね。
できればお風呂の後、就寝前に行うと効果的。夜もぐっすり眠れて疲れも回復しますよ。
どうしても疲れて全部できない! という時は、⑤の「足首をぐるぐる回す」だけでもしておくと、すっきり感が違います。
③「ながら」ストレッチで代謝促進!
第二の心臓とも言われるふくらはぎ。このふくらはぎの働きが悪くなると、代謝が悪くなり痩せにくくなったり老廃物が溜まりやすくなったりします。そんな大切なふくらはぎ。朝晩の歯磨きの際に、一緒にストレッチしちゃおう!
①肩幅に足を開く
②足の方向は平行にそろえてつま先立ち
③10秒キープしたら、5秒休むを3セット
④踵をそろえ、つま先を開いてつま先立ち(Vの時)→③と同じ
⑤つま先をそろえ、踵を開いてつま先立ち(ハの時)→③と同じ
ポイントは「やりすぎないこと!」。適度に鍛えることで、しなやかな美脚ができあがりますが、やりすぎるとムキムキ! さらに太くなっちゃいます。
④O脚さん必見! 美脚のための座り方
ブーツの似合う美脚の条件。なんだったでしょうか? そう!「スラッと細く、まっすぐに伸びる足」。
細くても、O脚だとなんだかキマらない。スラッと見えない!
O脚はね、生活習慣がとても大切。逆に言うと、日々の生活、座り方、立ち方を気を付けて行くと、スラッと美脚になれるのです。
・イスの座面の中心に背筋を立てて、L時になるように座る。
・背もたれにはもたれかからない。
・お尻、太もも裏に体重をかける。
・猫背にならないよう、背骨を上へ引き上げるイメージで。
・足は組まず、両足とも床に付ける。
・膝は開かず、左右の腿、膝をぴったりと付ける。
どうですか? ものすごくツラくないですか? それだけ、普段必要な筋肉を使っていないということです。
正しく座る。それだけで、相当なエクササイズになるのです。
電車の中。オフィスの中。教室の中。お家のソファ。ずっとはムリでも、気付いた時に姿勢を正す。しばらく保つ。それだけでも違ってきます。
ぜひご自身の座り方を見直してみてください。
⑤体の中の巡りを良くする呼吸法
足のムクミの原因のひとつに、カラダの中の巡りが悪くなっていることが上げられます。漢方の世界では潤いの源となっている「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」。この3つがたっぷりとあって、しっかりと巡っていることが、美と健康の秘訣。
気が巡っていなくても、血が巡っていなくても、水が巡っていなくても、ムクミの原因となります。それぞれを効率的に巡らせるお手軽な方法は、「深呼吸」。え! そんな事!? って思いました? ではね、一緒にやってみてください。
①鼻からゆっくりと肋骨を広げるように胸に息を吸い込みます
②同時に両手をぐぐぐ~っと上に持ち上げます
③気持ち良く、伸びができたら
④口からゆっくり息を吐き、両手を下ろし脱力(外などの人目が気になる場合は呼吸のみでもOK)
これを2~3回繰り返してみて下さい。じわ~と汗ばんできませんか?
カラダの中の巡りがよくなり、新鮮な酸素や栄養豊富な血液が全身を巡ります。そうすることで代謝もよくなり、ムクミも改善!美肌にも効果的ですよ。これは、いつでもどこでもできるし、お金も道具も何もいらない。誰にでも今すぐ始められる全身の美容法でもあるのです。
特に、朝起きた時に窓を開けたり、ベランダに出てすると気持ち良さ倍増! やる気もアップします。
注意! 美脚を妨げる3つの悪条件
■脚を組む。ぺちゃんこ座り
足を組むと骨盤が歪みます。骨盤が歪むと足を組んだ方が楽になります。負のスパイラルです。
■イスに浅くこしかけ、背もたれにもたれかかる
特にソファなどに座る時にはこのような座り方の方が多いのでは? 肝心な所に力が入らなくなり、筋力が衰え、美脚だけではなく美ボディにまで、サヨウナラ…。
■片足重心
片方の足を軸にして立つクセがある。片方の肩、手で鞄を持つクセがある。無意識にしている方が多いようです。靴底をチェックして、どこが(どちらが)すり減っているかチェックしてみて!
ひとつでも心あたりのある方は、要注意! O脚予備軍です。普段から、荷物は左右交互に持つ。美姿勢を保つなど生活習慣に気を付けて。
ブーツに合う美脚をGetしてくださいね♪
ブーツが似合う美脚を作る5つの方法はいかがだったでしょうか?
①朝起きたら伸びをしながら深呼吸
②朝晩の歯磨き時にふくらはぎのストレッチ!
③会社や学校では美姿勢な座り方を意識
④お家に帰ればお風呂でじんわりリラックスタイム
⑤お風呂の中、入浴後には足つぼでムクミ解消!
以上が、ブーツが似合う美脚を作る5つの方法です。
今日からさっそく試して、ブーツの似合う美脚を手に入れてくださいね♪