目立つ毛穴、なんとかしたい……。原因別のタイプ分けと毛穴対策まとめ

毛穴の原因と対策をおさらいしましょう!

毛穴の目立つ顔なんて全然かわいくないー! なんとかしたいけど、ケア方法がわからない……。という人も少なくないのではないでしょうか? そこで今回は、毛穴のタイプ別の原因と毛穴対策をまとめました!

まずは原因を知る! 毛穴の原因別3つのタイプ分け

お肌のお悩みでよく聞く「毛穴の開き」。ですが、その原因はさまざま。まずは、自分のタイプを知ることが大切です!
エステティシャンの石本ちひろさんのご紹介する、毛穴の原因別3つのタイプ分けがこちら!

タイプ① イライラ、ストレス、睡眠不足などによって開く毛穴

<こんな人は要注意!!>
・ Tゾーンの毛穴が目立つ
・ 脂肪分や油分、砂糖が多い食べ物を好んでいる
・ 毛穴の形は丸

毛穴は自律神経とも関係が深く、イライラや過度のストレスまたは不眠などによって自律神経の交感神経が優位になります。そうすると皮脂分泌が高まり、毛穴が大きく開いてきます。

<改善するためには…>
☆ 十分な睡眠不足をとり、自律神経を整える
☆ 毛穴が開いているところに部分的に引き締めタイプの化粧品を使うと効果的

タイプ② 肌の張りが失われてできる「たるみ毛穴」

<こんな人は要注意!!>
・ 特に頰の毛穴が目立つ
・ 肌を上に持ち上げると毛穴が目立たなくなる
・ 30歳を超えて目立ってきた

肌の張りが失われることによってできる毛穴の開き。
肌の張りを司る皮膚深部にある「筋膜」がゆるむと毛穴は重力の関係で下に引かれて涙型の毛穴になります。筋肉の衰えは、あまり筋肉を使わないことも原因です。

<改善するためには…>
☆ビーフジャーキーのように弾力のない痩せた筋肉をもう一度鍛えることが大切。
目を大きく開き、「うー」「いー」「あー」という動きを5回以上繰り返します。1日に何度もするとなお良し!
☆「張り」や「弾力」というフレーズが入った美容液を取り入れると効果的。

タイプ③ 毛穴が黒ずむ!? 皮脂が詰まった毛穴

<こんな人は要注意!!>
・ 触るとザラザラしている
・ 毛穴の中に皮脂が詰まっているのが見える
・ ポツポツ黒ずみが目立つ

体温が低いなどの理由で新陳代謝が低下すると、角質がうまく剥がれず重なって残ります。
それにより毛穴の出口が角質で塞がれ排泄できない皮脂が毛穴に詰まった状態。皮脂が長期間留まると酸化し黒ずんでいきます。

<改善するためには…>
☆ メイクを落とした後、ホットタオルなどで肌を温めてから洗顔。皮脂は油なので温めることにより溶けやすく♪
☆ 油分の多い食べ物、刺激物などの食べ過ぎに注意!!

3つのうち、あなたはどのタイプに当てはまりましたか?

セルフで行う毛穴ケアで気に掛けるべき3つのポイント

毛穴を目立たなくするには、日頃の毛穴ケアが大切。ですが、セルフケアはポイントをおさえていないと、実は逆効果だった、なんてことも……! エステティシャンの榎原由子さんが教えてくださった、毛穴ケアのポイントを合わせてご紹介します!

① 洗顔しすぎない

洗顔をしすぎると、皮脂を必要以上に落としてしまうことに……。そうなるとお肌が乾燥してしまったり、余計に皮脂が出てしまったりすることもあります。朝起きたときやメイクをしなかった日の洗顔は、クレンジング剤を使わないことをオススメします。

クレンジングをする上でのポイントは、鼻の頭を洗い残さないこと! ごしごしこすらずに、やさしく汚れやメイクを浮き上がらせる感じで落とします。
ときにはいつものクレンジングや洗顔だけでは落としきれない、毛穴の老廃物を取り除くピーリングを、月に1度くらいのお手入れとして取り入れるのがオススメです。やさしいものからディープなものまでさまざまですが、ご自分のお肌の状態に合わせて決してし過ぎずに、です。

② たるみのない肌にする

年齢や環境に応じて肌の土台となるコラーゲンやエラスチンは減ってきます。弾力のあるふっくらとした土台を作るためには、毎日の食事を見直してみることや、真皮層にプラスになる化粧水や美容液を足してみたりすることも大切。たるみのない弾力あるお肌を目指しましょう。

③ 過剰に保護し過ぎないで、様子を見て必要な成分を足す

角質層をよい状態に保つには、水分と油分のバランスが大事。このバランス構成には、本来持っている自分の皮脂も大切な要素の1つです。個人的な考えですが、やみくもに保湿をしたり、落とさなくていいものは落としたりしない、という考え方も重要だと考えています。

さいごに

毛穴ケアの方法は千変万化。人によって適した方法はさまざまですし、同じ人でも年中ずっと同じ方法というわけではなく、季節や環境、そのときの心理的状態によっても方法は変えていったほうがいいと思います。難しいと感じるかもしれませんが、そんなときは専門家の方にご相談するのもひとつの手です。

まずは、自分のお肌を見つめ直し、今の状態を知っていくことが美肌への第一歩になると思いますよ。

AUTHORs編集部