のりの良質なたんぱく質は、春の肌荒れ予防にも効果的♪
3月は“海藻シリーズ”として、前回コラムではわかめやひじきを使ったレシピをご紹介してきました。今回はのりを使ったレシピです。
春は気温の変化や、花粉、PM2.5などの刺激物、そして紫外線などのより、肌トラブルが起こりやすい季節。そんなトラブルを解消して美肌をキープするには、体の中からのケアも大切です。
そこでのりに含まれている栄養素が効果的なんです。のりにはたんぱく質、ビタミンA、B1、B2、C、鉄分、カルシウム、食物繊維、ヨウ素など、非常に良質なたんぱく質が含まれていて、重さの30~40%を占めます。大豆に匹敵するぐらいのたんぱく食品と言われています。
さらにたんぱく質を構成する成分であるアミノ酸の中でも、旨味成分のグルタミン酸が多く含まれています。グルタミン酸を始めとするアミノ酸は、皮膚に存在する天然保湿成分の40%を占めているので、アミノ酸が不足すると肌荒れを起こしやすくなるんです。
また皮膚を保護し、免疫力を高めるビタミンA、美白効果が期待できるビタミンCも多く含んでいます。
簡単に作れてのりがたくさん摂れる♪のりとレタスの炒めもの
<材料>
レタス、のり、ごま、醤油、塩、ごま油
<作り方>
①レタスを食べやすい大きさに切る。
②レタスをごま油で炒めて、醤油、塩を入れる。
③のりとごまを入れて、混ぜたら出来上がり。
レタスもたくさん食べられるので食物繊維がたっぷり摂れて、便秘解消の効果も期待できます!
野菜は火を通すとたくさん食べられる!
葉物の野菜は、火を通すことでしんなりして、生よりたくさん食べることができます。
生野菜のシャキシャキ感も美味しいのですが、よりたくさん摂りたいなら、炒めたり蒸したりすると手軽に食べられますよ。
醤油とごま油で味付けしてあるので、ご飯のお供にも、お酒のおつまみにもおすすめ!
のりは手軽に手に入るのでぜひ試してみてくださいね。
Beautyfood.labo(管理栄養士:朝倉隆監修)