冬こそ私のキレイを磨く!“自家製レモンコーディアル”を作ろう

甘酸っぱくて爽やか♪ホットレモネードで代謝もアップ

年始からダイエットを始めたけれど、なかなか結果が出ない方、日々の疲れを解消したい方へおすすめのレシピが、国産レモンを使った「自家製レモンコーディアル」です。
「コーディアル」とはあまり聞き慣れない言葉ですが、古くは薬用飲料とされたことに由来し、シロップの中でも、身体への効用が期待できて体にいいシロップをコーディアルと呼ぶそうです。レモンの栄養といえば、美肌を作るビタミンCや代謝を高めて身体の疲労を回復へと導くクエン酸。他にも血行を促し、冷えやむくみを改善するリモネンなど、女性にうれしい成分を多く含みます。
レモンコーディアルの飲み方は、お湯で割ってホットレモネードに。お水、炭酸水で割ったり、サラダや煮込み料理などに使ったりしてもよいでしょう。とてもシンプルなシロップなので、好みでラベンダーやミントの葉などのハーブを加えたり、ライムやショウガを加えたりすると効能をアップすることも可能です。とても簡単にできるので、ぜひ作ってみてください。

 

レモンは薄切りに。砂糖の浸透圧でレモンの味や効能を引き出して

■材料
<自家製レモンコーディアル>
レモン 2個(200g)※国産使用
てんさい糖 200g(好みの砂糖でも可)
<レモネード>
レモンコーディアル 大さじ2
お湯 150ml

■作り方
①レモンは表面をよく水洗いして、ヘタとお尻の部分を切り落とす。好みで種を取りながら、皮ごと2mmほどの厚さに輪切りにする。※長期保存したい場合は種を取り除く。
②煮沸消毒した瓶に、①と砂糖を交互に入れて、ふたで密封をして冷暗所に2~5日ほど置く。途中で砂糖が溶けるように瓶の上下を返し、レモンから水分が出てシロップ状(レモンがひたひたに浸かるぐらい)になれば冷蔵庫で保存する。
③グラスに②とレモンの輪切りを入れて、お湯を注ぐ。

 

もっと美味しく飲めるポイント!

・できれば10日ほどで使い切り、その都度作ったほうが、美味しく飲めます。
・表面の農薬やワックスが気になる場合、レモンの苦味が苦手な方は、外皮や白いわたを取り除いてください。
・適度な糖分は素材の持ち味を引き出すのに必要です。砂糖には防腐作用があるので、分量は守って作りましょう。甘さを控えたい場合は、多めの水で割ると好みの味に調整できます。
・ゼリーやかき氷やパンケーキのシロップなど、デザートにも幅広く使えます。
・お砂糖はグラニュー糖を使うとすっきり味に。てんさい糖を使うとさっぱりと、はちみつや三温糖やきび砂糖を使うとコクのある濃厚な味に仕上がります。グラニュー糖は透明感のあるシロップに、てんさい糖、三温糖、きび砂糖、はちみつを使うとキャラメル色のシロップになります。
・簡単に作る場合は、お砂糖と水で作ったシロップにレモン果汁を合わせて作ることもできます。
・レモンの半量をライムに変えたり、砂糖の半量をはちみつに変えたりしてもOK。オレンジやローズ、ラベンダーを加えて作れば、アロマの香りでおもてなしにも最適です。りんごのすりおろしを加えるとお子様でも飲みやすくなります。

藤井香江(kaefujii)