タダの保湿だけではだめ?!ワンランク上の保湿対策とは
もうすぐ冬です。冬はお肌の乾燥が気になりますよね。
お肌を乾燥から守るため、水分量を上げるため、化粧水や美容液、ボディクリームなどで補うということをされると思いますが、その使用法・付け方(塗り方)・タイミングによって、保湿力がグッと上がるものです。
今回は、ワンランク上の保湿対策をご紹介しますね。
使い方をちょっと変えるだけで、お肌への浸透率がアップ!
【使用法】
●マッサージしてから塗る
目元・ほうれい線・おでこなどの部分的な乾燥が気になっていてそこを補給する場合、その部分を軽くマッサージしてから塗ると浸透率がグッと上がります。
●パックはし過ぎない
なんでもそうですが、与えすぎると人間の体はそれに頼り、怠けてしまいます。
補給はし過ぎず、適度にすることが一番効果ありです。目安としては、週に一度くらいがちょうどよいでしょう。
【塗り方】
●部分的に塗る場合は周りにもプラスして
顔の中でも特に皮膚の薄い目元や、唇の周りなどは、プラスして付け足してあげるといいのです。その場合、気になる箇所のさらに周囲も、ぐるりと同じように足して塗ってあげましょう。
●首の後ろも忘れずに
首に塗る場合は前だけでなく首の後ろも、デコルテに塗る場合は少しプラスして、その周囲も足して塗ってあげます。
●人肌に温めてから塗る
冬場は手が冷たくなっている場合もあるので少し温め、化粧水などは手のひらに乗せて人肌に温めてから、やさしくなじませていきます。
【タイミング】
●長時間暖房にあたる時にはたっぷりと補給を
乾燥を感じてから付けるのではなく、特に冬場は暖房でも乾燥しやすくなるので、たくさん暖房にあたると予想される時は、予めにしっかり補給しておきましょう。
●入浴後、すぐの保湿はしない
入浴後にあわててすぐ付けるのではなく、お肌の状態をよく観察して、何も付けない状態でも潤っている時間ができるように、お肌を鍛えておきましょう。入浴後、10分くらいを目安にお肌をチェックしてみて、お肌に合った時間を見つけてくださいね。
以上は私が自分の肌で長年実践してきたことですが、乾燥対策にはとてもプラスになっています。
お肌が健康でとても良い状態であれば、乾燥対策や保湿対策もさほど気にならなくなります。
良い状態のお肌であればあるほど、水分を保持する力があるからです。
いくら水分補給をしても、保持する力が劣っていると表面だけが一時的に潤う状態なので、時間が経てばまた乾燥が気になる、ということになります。
良い状態のお肌とは、お肌の一番外側にある角質層が健康であるかどうかがポイントと言われますが、健康で良い角質層は水分保持能力もあるし、バリア機能も整っているので、乾燥もしにくいということになります。
お肌へのダメージを減らして美肌へ~My検証結果・必須ワザ~
これからの季節でも、角質層にダメージを与える紫外線を、変わらず防止対策をすることはおススメです。当たり前のことですが、なるべくお肌へのダメージを少なくする方が美肌につながると感じます。
日頃から紫外線防止対策を習慣化して積み重ねると、美肌につながることはもちろん、乾燥や保湿の対策も、さほど気にしなくてもよいお肌になるように思います。
榎原由子(MoreRavi)