夏休み中のママの育児・子育てストレス、大丈夫?
子どもや家族の世話、仕事など。どうしても自分の「生活リズム」が乱れがちな、子育て中のママ。夏休みは行事も多くイライラも起きがちです。
ストレスレベルで意識している生活リズム行動にどのような違いがあるのかを、未就学児・小学生の子どもを持つ有職者338人、専業主婦255人を対象に、「オフラボ」が調査したもよう。結果、低ストレス女性の行動傾向が明らかに。今回はその結果をご紹介します。
算出方法:未就学児・小学生の子供を持つ①有職者・低ストレス者:230人②有職者・高ストレス者:108人③専業主婦・低ストレス者:155人④専業主婦・高ストレス者:100人を対象に、生活リズムに関する行動を4段階で回答してもらい、高ストレス者と低ストレス者の行動割合の差(高ストレス÷低ストレス)で分析。生活リズムが乱れがちな子育てママは「食事意識の高さ」で生活リズムを整える
「起きて2時間以内に太陽の光を浴びる」「朝食はしっかり食べる・起きてすぐコップ一杯の水分を摂る(胃腸の活性)」と、ストレスオフに有効な物質であるセロトニンや自律神経の活性に繋がる行動を積極的に行っている、有職者・専業主婦の低ストレス女性。
低ストレス者の共通項目としては「昼食はゆっくりとる」「夕食は寝る2時間前までに」と、食事に関することでした。また有職者の低ストレス者は、日中の「カフェインで頭を目覚めさせる」「頭を休める習慣」など、ストレスを自分でコントロールをする行動を上手く取り入れている傾向にあるようです。
<小学生・未就学児を持つ低ストレスママと高ストレスママのコミュニケーション比較>低ストレスママは、眠りの質を高める「就寝の準備」を重視する傾向
睡眠についての比較では、とくに低ストレス者の積極性がみられたのが「睡眠前行動」です。「0時前には寝るようにしている」「リラックスしてから就寝するよういしている」「カフェイン制限」などが挙げられますが、中でも「夜のセルフケア時間はゆっくりとっている」は、有職者・専業主婦に共通して、とくに高い傾向を示しました。自分の時間を確保しずらい子育てママにとって、セルフケア時間は大きなストレスオフ要素になると言えるでしょう。
「睡眠中行動」では、「夜中に目が覚める」が高ストレス女性の共通項目。有職者は「トイレで起きることがある」と答えた高ストレス者が多く、「7時間以上睡眠」の低ストレス者が目立ったことから、有職者にとって“睡眠の質”でストレスレベルに差が出ると考えられます。
<小学生・未就学児を持つ低ストレスママと高ストレスママの睡眠行動比較>【調査概要】
「ココロの体力測定2017」
方法|インターネット調査
期間|SCR調査 2017年2~3月⇒ 本調査 2017年4月
(SCR調査)
対象|男・女性、全国、20~69歳、14万人(男女各7万人)
項目|15問
分析データについて|厚生労働省の「ストレスチェック制度の健康状態項目」を基に独自加工して、点数化
集計データについて|集計したデータを、県・年齢を実際の人口でウエイト修正を行い活用
(本調査)
対象|女性、全国、20~69歳、2266人
本レポート活用対象|
共通項目(女性、未就学児・小学生の子供を持つ)
①有職者・低ストレス者:230人
②有職者・高ストレス者:108人
③専業主婦・低ストレス者:155人
④専業主婦・高ストレス者:100人▼関連URL
オフラボ夏休みママ特集
https://mediplus-lab.jp/feature/summer_holiday/低ストレスで夏を過ごしましょう!
夏休み中は、めまぐるしい毎日を送り、イライラが溜まりやすいですよね……。でも、家族と過ごせる折角の機会。自分の時間の確保やストレスオフな行動を心がけて、思いっきり夏を楽しみたいですね♪
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