夏に向けて悪化しやすいニキビ。ニキビなしのツルツルお肌で乗り切るための対策と注意点

ニキビなしのツルツルお肌で、この時期を乗り切る!

初夏はさわやかなイメージがあり、とても過ごしやすい時期ですが、同時に季節の変わり目でもあり、気温の変化が大きい時期でもあります。特に近頃は、夏日になったりと、着る物の調整も難しいですよね。
お肌への影響としては、汗や皮脂のバランスが悪くなり、ニキビができやすいということ。
予防法や注意点を把握してクリアし、すっきり吹き出物のないツルツルお肌で夏を乗り切りましょう。

【ニキビのタイプと原因】
●思春期ニキビ
10代の思春期は、成長期において男性ホルモンの分泌が一時的に増えることで、皮脂が過剰に分泌されます。この時に皮脂で毛穴を詰まらせると、皮脂を栄養にするアクネ菌が大量に繁殖し、ニキビの原因となってしまいます。

●大人ニキビ
思春期を過ぎて大人になってからできるニキビです。不規則な食生活や睡眠不足、ストレスなどが原因で皮脂の量が増え、毛穴を詰まらせることによってできます。原因が一つに絞れないのが特徴です。
女性の場合は、生理前のホルモンの変化によりニキビができやすくなることもあります。

ニキビができないように。予防する方法3つ

ニキビを予防するためには、以下の3点に注意することが大切です。

【ニキビの予防法】
●余分な皮脂は洗い流すこと。でも洗いすぎはダメ!
特に春から夏に以降していくこの時期は、気温がどんどん上がり、それに伴って皮脂や汗の量も増えます。べたつき感があり、皮脂や汗が多いと思われるときは放っておかず、洗顔を忘れないことが大切。ただし皮脂や汗には保湿や殺菌、保護の役目もあるので、洗いすぎてしまわないよう、洗顔は多くても1日2回までに。

●ターンオーバーのサイクルを正常に!
ニキビ予防には、毛穴に角栓や皮脂を詰まらせないということが一番のポイント。
角栓は毛穴の中に残った古い角質と皮脂が混ざり合って半固形状に固まったものですが、お肌のターンオーバーが正常であれば、角栓は自然と取れてなくなるものです。

●しっかり睡眠を取る!
“しっかり睡眠を取ることは美肌につながる”ことは、もう常識です。
充分な睡眠時間を確保することで、ターンオーバーの正常化にもつながります。

ニキビができてしまった。そんなときの注意点

どんなに予防してても、気付いたらできてしまっていることも……。
それ以上、悪化させないために気を付けるべきポイントはこちらです。

【ニキビが出来てしまったときの注意点】
●できてしまったニキビはつぶさない、触らない
炎症を起こしたニキビをつぶすと雑菌が入り、化膿する可能性があります。つぶさないことはもちろんですが、極力触らないようにしましょう。

●ニキビのできたところに髪が触らないようにする
髪がニキビに当たると刺激になり、悪化する原因になります。

~My検証結果・必須ワザ~
【お肌には生き方・意識の在り方が出る】といっても過言ではありません。
知識を智恵として生かしているか、日々を丁寧に積み重ねているか。丁寧に積み重ねていこうという意識があると、自然と良い生活習慣を取り入れます。
全てがお肌の下にある土台に影響し、土台の質がお肌に現れる、そのように感じています。

エステティシャン/榎原 由子(MoreRavi ~モアラヴィ~)