心が波のように揺れる「外の世界」

心が波のように揺れる「外の世界」



「何故? どうして私はあんなことを言われたの?」人の言動で気持ちが動転し、その後も他のことになかなか気持ちが向かなくなってしまう…あなたはそんな体験をしたことはありませんか?

私達は朝起きれば目を開き、外を見て生きていますね。その時見えるものが全てとなります。目に入る物に影響され、私達の脳と精神は波のように揺れたり静かになったりしています。
それが「外の世界」です。



内の世界を持っていれば、ゆるぎない幸せを感じられる♪

内の世界を持っていれば、ゆるぎない幸せを感じられる♪



では次に目を閉じて呼吸をしてみましょう。
内側にもう1つの自分だけの空間が有ることが分かります。そこは「自らの生きる力と愛で溢れた世界」であり、体は奇跡と愛でできています。この2つの世界どちらに自分の信頼を置くかで、心持ち(心)が変わります。
もちろん外にも素晴らしく幸せな愛もあります。ここは理解が難しいので少し詳しく説明してみます。

外の愛も素晴らしい物ですが永遠ではありません。いつかその形を変えるか消えてなくなる物です。訪れると凄い力であなたを幸せにするかもしれませんが、必ず変化します。さらに執着心が芽生えれば、もう一度幸せの中で浸りたいと感じ、愛を探し求めてしまうかもしれません。悲しいことに愛に執着すると、悲しみと同じ影響力を持ち始めるのです。これは他者から物を欲する欲です。

一方、内の幸せには「生きていること」「呼吸ができること」「感覚を味わえること」などがあります。それらは自分が持っている力なので1つでもあれば揺るぎない幸せを感じられます。当たり前を当たり前ではないと感じることで、穏やかな愛があなたの体を駆け回ります。血液が流れていることにすら幸せを感じます。
「他力と自力」2つの世界を知ることで、私達には既にあるたくさんの有り難い「自力」があると知ります。


「自力」を感じるためにできることって?

「自力」を感じるためにできることって?



実際にあなたの「自力」を感じてみましょう。
お腹に手をあて深くゆっくり息を吐き、無理のない程度に吸いたくなるまで待ちます。
吐き終わる前に吸うことを考えてしまう時は、自分の体を慈しむようにして「吐くこと」だけを感じてみましょう。空っぽになれば勝手に吸い始めると思い、安心すると上手くいきますよ。
息の量は吐く息はゆったり最後まで、吸う息は気持ちの良いところまで。この呼吸法で自分の体を深く感じ取ってみてください。この自力呼吸法で自分の愛で体を満たしてみてください。
揺るぎない愛と繋がる時間は、朝の1分からでもできます。慣れても5分で充分。一時だけ、自分のためだけに使いましょう。

自力に溢れたあなたに世界はその美しさをさらに存分に見せてくれるでしょう。あなたにふさわしい素敵な日々をお過ごしくださいませ。





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