ヘアアクセが無くてもキマる!シルエットも綺麗なシンプルアレンジ

ヘアアクセが無くてもキマる!シルエットも綺麗なシンプルアレンジ

簡単な手順で作れるデザインはその手軽さを強調するため、仕上がりが結局作り手次第になっていることも多いですね。
「ハイ出来上がり!」って手順通りなはずなのに、仕上がりを比べてみるとその差は歴然。
「いつの間に?」「最後何かしました?」……あるあるです。

僕らプロがデザインと同時進行で意識してるのは「シルエット」
髪を触ってからフィニッシュまでずっと意識します。でも、もちろんセルフではそこまでは不可能。

そこで、“美シルエットのツボを押さえた簡単手順で仕上がりキレイ♪”
今回はそれを目指します。


テクニックはシンプル。大切なのは上下の境界線

テクニックはシンプル。大切なのは上下の境界線

さて解説です。

1. この初めの工程が今回のポイントです。後ろで上下に分けて、上部分を結ぶのですが、このとき、耳上を左右に結んだラインで分け目を取ること
これで上部分が髪をまとめる役割、下部分がシルエットを引き締めてくれます。

2. 下部分の髪を2つに分け、結び目の上に持ってきます。

3. 分けた毛束のどちらかをさらに2つに分け、毛束を3本にして三つ編みを作りましょう。



4. 三つ編みができたらほぐして立体感を出しましょう。
後からまとめるので細かいことは気にしなくても何とかなるのですが、お手本のように引き出すには、三つ編みをキツく編みすぎないようにすればやりやすいです。

5. ここまで来たら、最後は丸めてお花を作ってピン留めしたら完成です。

ポニーテールを何気なく作ってみると分かると思うのですが、
手でギュッと髪を掴んでいるときは引き締まってキレイ!でも、いざ結ぶとダラッとして野暮ったい。
……ということがよくあると思います。

どんなスタイルでも、スタイルの一部分に締まりがあることで洗練されて見えるものです。
今回の方法はヘアゴム隠し、美シルエットと盛りだくさんですが、さらにアレンジを加えることも可能。
三つ編みを違う方法で編んだり、襟足の髪で三つ編みを作って巻き付けたらアップにもなります。

ぜひお試しください。

美容師/福原慶之(intim hair)





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  • 美容師

    Fukuhara

    アートなアレンジや技術を持つ職人気質の美容師

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