髪の保湿はできてる?洗い流さないアウトバストリートメントとは
乾燥はお肌の大敵!毎日の保湿は皆さんこだわりをお持ちでしょう。
でもお肌と同じ外気にさらされている髪の毛のことも忘れてはいけません。そこで重要なのがアウトバストリートメント、いわゆる洗い流さないトリートメントです。
ちなみにお風呂でするシャンプーの後のトリートメントはインバスと言われていて、髪を保湿したり傷みを修復したり、サロンでしたトリートメントの効果を持続させたりするものもあります。これもたくさんありますが今回は置いといて。
アウトバスの主な効果はインバスで保湿した髪をドライヤーやアイロン、外気から守り、扱いやすい髪の毛に導いてくれるもの。ハイ、必須です!
僕はサロンワークで編み込みを使ったデザインを作りますが、綺麗なスタイルにとっては、スタイリング剤よりこのインバストリートメントが重要です。
アウトバストリートメントの種類と選び方
アウトバストリートメントは大きく分けて「オイル」「ミルク」「ミスト」の3つの種類があり、それぞれの大まかな特徴は以下の通りです。
・オイルタイプ
髪を滑らかに包み込んで熱や乾燥から守ってくれます。
・ミルクタイプ
髪に保湿とまとまりを与えてくれます。
・ミストタイプ
軽い仕上がりで、ダメージ度が低い方向け。
このような特徴が一般的ですが、サロンケアは常に進化しています。軽いといわれるミストタイプでも、熱を与えるほど効果を発揮するものもあったりします♪
選ぶ際に大切なことは、さまざまな情報でよく分からないケアアイテムではなく、担当美容師さんを信頼することだと思います。こういう面でも行きつけのサロンを決めることはおススメです。
長い付き合いをしている美容師さんほど髪質をよく分かってくれているので、的確なアドバイスが期待できるでしょう。
効果的な使い方で、毎日のヘアケアを忘れずに
最後に使い方をご紹介します。
①量的には人差し指の第一関節部分くらいを目安に手で伸ばしていき、足りなければ少し足す感じです。感覚的に「もう少し欲しい」というくらいでOKです。適量を覚えましょう。
②髪へのなじませ方は、乾かす前の濡れた髪の毛はダメージに繋がりやすいので、荒めのコームで優しくとかしてから、髪の中間部あたりから毛先にかけて優しく指を通したり、柔らかく揉みこんだりして下さい。
この時、根元にはつけないように注意です。インバスと違って流さないので、頭皮に残るとあまり良くないですからね。乾かし方については、今回は省略させて頂きますので担当美容師さんにお気軽にご相談ください。
昔、ご年配のお客様から頂いた言葉があります。「一髪、二肌、三衣装」。つまり「どれだけ良い着物を着てもメイクをこだわっても、髪が綺麗でなくちゃ台無しよ」ということ。
とても好きなお言葉です。毎日のケアで女子力アップしていきましょう!
福原慶之(intim hair)
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