毛穴が目立たないお肌へ♪自宅でできるセルフケア3つのポイント

お肌で多い悩み、毛穴が目立つ原因とは?

「毛穴が目立つ」というお悩みは、エステを受ける前のカウンセリング時に、お肌の悩みとして最も多い項目の1つでもあります。
毛穴なんてなければいいのにと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、毛穴には老廃物を排出するというとても大切な役割があります。
でもできるだけ毛穴がないんじゃないかと思えるぐらいに、つるつるの卵のようなお肌であるとうれしいですよね。
毛穴の目立たないお肌というのは、たくさんの要因が重なってのことですが、その中でも大きなポイントとしてまとめてみました。

 

毛穴を目立たなくするお肌に♪自分でできる3つのポイント

①洗顔しすぎない(洗顔時のポイント)
顔の中で毛穴が目立つとしたら、たいていは鼻と頬・あごです。鼻は毛穴数が多く、汗も出やすいですよね。いちご鼻と言われる黒いぶつぶつは、皮脂が酸化してできたものです。
必要以上に皮脂が分泌されると毛穴が詰まりやすくなります。そして時間が経つと酸化して黒ずみになるのです。
洗顔のし過ぎで皮脂を落とし過ぎると、余計に皮脂が出るか乾燥してしまいます。
ファンデーションやメイクをした時は、しっかりクレンジングして落とさないと毛穴を詰まらせることになりますが、朝起きた時やメイクをしなかった日はクレンジング剤を用いてまで洗顔しない方が、おススメです。

ポイントはクレンジングをする時は、鼻の頭まで洗い残さないことです。ごしごしこすらず、やさしく汚れやメイクを浮き上がらせる感じで落とします。
そして時にはいつものクレンジングや洗顔だけでは落としきれない、毛穴の老廃物を取り除くお掃除を、日頃より特別なお手入れとして、月に1度くらい取り入れるのがおススメです。やさしいピーリングからディープなピーリングまでさまざまですが、ご自分のお肌の状態に合わせて決してし過ぎずに、です。

②たるみのない肌にする
肌の土台が崩れる(真皮を構成しているコラーゲン・エラスチンが減少する)と、ハリや弾力がなくなります。弾力がなくなると、毛穴のまわりの皮膚がたるむので、結果、毛穴が目立つお肌になります。特に頬の辺りに出やすいものです。
弾力があるとふっくらとするので毛穴も小さく目立ちません。
年齢や環境に応じて肌の土台となるコラーゲンやエラスチンは減ってくるので、土台をしっかりさせるために、毎日の食事を見直してみることや、真皮層にプラスになる化粧水や美容液を足してみたりして、たるみのない弾力あるお肌にします。

③過剰に保護し過ぎないで、様子を見て足す
健康な肌(角質層がよい状態)は肌のキメが整い、毛穴がないのでは? と思えるぐらいに毛穴が目立ちません。
角質層をよい状態に保たせるには、水分と油分のバランスが大事で、この構成には本来持っている自分の皮脂もとても大切な要因の1つです。
天然の皮脂は肌の表面を弱酸性に保ち、絶妙なコントロール力があると感じます。
個人的な考えですが、化学的に足してあげるものと本来のものを生かすこと、このバランスが大事だとみています。私自身は7:3の割合で、よく観察をして、7割は本来の自分の持っている力を最大限に生かすこと、そして3割はお手入れの意識を持ち肌の状態を見て足します。
やみくもに保湿をしたり、落とさなくていいものは落としたりしないことです。
そして最も大切だと思うのは、“1つ1つを大切に扱う”こと。私は全てにおいてこの意識が大切だと感じています。
1つ1つの箇所を大切に思って扱うということは、観察するということにつながるからです。

 

表面をキレイにするには土台作りが大切~My検証結果・必須ワザ~

土台がしっかりしていると、しっかりと表面が整う。全てにおいてそう感じます。
お肌においては肌の下の真皮層が良い状態であると、その上の表皮・角質層(肌の一番上)はキメ細かく美しく、ボディではインナーマッスル(深い部分の筋肉)が鍛えられていると、表面の筋肉が内側からしなやか。そして内面の心が充実していると、外側の外見にも揺るぎないオーラが出る。
土台がしっかりしていないと、表面上では一時的なものでしかありません。
来年50代に入るということもあり、さまざまなことを見直しチェックしているのですが、土台がいかに大切かを感じています。
10年先の60代に向け、さらに土台をしっかりさせていきたいと思っています。

榎原由子(MoreRavi)