美肌が続く体質になるには?ストレスがお肌によくない本当の理由

お肌のターンオーバーはストレスに弱い?

前回【お肌のターンオーバー】についての説明をしましたが、このターンオーバーを正常に維持させていくためには、ストレスとの関係性も重要視する必要があります。ターンオーバーとストレスとは、密接な関係にあります。
そもそもストレスとは、外側からかけられた圧力によって歪みが生じた状態のことですが、大きく身体的、精神的ストレスの2つがありますね。
【身体的ストレス】
・運動不足や逆に激しい運動
・悪い姿勢
・睡眠不足
・栄養不足etc
【精神的ストレス】
・人間関係の不和
・仕事上でのこと
・家庭での問題etc
環境や捉え方によってストレスは人それぞれです。特に精神的ストレスの場合は、お肌にも影響が出てきます。

 

日常生活での癒しを見つけてリラックスすること

心の状態とお肌は、とても関係が深いと言われています。お肌の状態と関わりのある自律神経系・内分泌系・免疫系はストレスに影響されやすいのです。これらが乱れると、血行を悪くさせたり酸素や栄養が生き渡りにくくなったりするので、結果、ターンオーバーの周期が狂うことにつながります。
ストレスの解消法は様々あるかと思いますが、身体的ストレスの場合は、その状況を見直して改善していくことが一番、精神的ストレスの場合は、状況をすぐに改善することが難しい場合もあると思いますので、日常生活で自分にとって“癒し”につながることを取り入れるのがおススメです。
“癒し”も人それぞれで、ペットを飼うことであったり、心地よい音楽を聞くことであったり、マッサージを受けることであったり・・・その人にとって、“リラックス”できることにつながることですね。

 

ストレスを感じない体質3つポイント~My検証結果・必須ワザ~

ストレスとお肌のターンオーバーが密接に関係しているということは、多くの方のお肌を見させていただいて、また自分自身の体験からも感じます。
私は10代後半~20代が一番ストレスを感じていた時代だったのですが、年齢を重ねていくごとにストレスがなくなりました。実際の状況的には10代・20代の時よりもっと過酷でしたが、ストレスをストレスと感じない体質に変えていったのです。その結果、30代の時より、48歳の今の方がお肌がきれいと言われています。
私がストレスをストレスと感じない体質に変えた3つのポイントをご紹介します。
①“悩み”は“課題”と捉える
“悩み”と捉えると現状を不服と捉え、心が安定しません。一般的に“悩み”と言われることでも、“課題”と捉えることにより、どんな困難な状況でも全力で楽しく解決に向けて戦う=チャレンジ精神に変えるのです。
ただ、新しいことにチャレンジする時などは、この時には若干の緊張感や不安も出てきます。でもこれは良いストレスと捉えます。日常でこうした適度な良い緊張感は全体から捉えると、お肌にとってはプラスになると私は考えます。
最高の解決策で、最高の自分を出し切り挑戦する・・・ワクワク感しか出てきません(笑)。細胞が自然と活性化され、お肌にとってもプラスです。
②常にプラス思考で生きる
同じ状況でも、物事をプラスに考えるのとマイナスに考えるのとでは、積み重ねると大きな差が出るように思います。保守的で心配性で神経質な親元で育った私は、10代後半で親元を離れ、180度自分を変えようと決心し、その時から意識してプラス思考で生きているので、一般的に“ストレス”と言われることでもピンときません。
③感情はどこからきているのかをチェックしてみる
いくらプラス思考で生きると決めても、難しいこともありました。その時に発見したのが、“その感情はどこからきているのか”をたどっていくことです。そうすることによって原因がわかり、その原因や捉え方・考え方を正すことによって、また細胞が生き生きしてくる考え=プラス思考になれるのです。
みなさんも、身体的・精神的ストレスを軽減して美しいお肌を作り、内側も外側もキレイで素敵な毎日を送ってくださいね。

榎原由子(MoreRavi)