今ブームのグルテンフリーダイエットって?
アメリカで数年前から流行しているグルテンフリーダイエット(=グルテン除去食)。ここ最近、日本でもブームになりつつあります。
グルテンフリーダイエットとは、小麦、大麦、ライ麦に含まれるたんぱく質、グルテンを除去する食事法のこと。
グルテンとは、パンやうどんのモチモチ感や弾力の素になるもののことです。
しかし、中にはグルテンにアレルギー反応が出る方がいて、グルテンを摂取すると消化不良になり、吐き気や痛みなどの体調不良を引き起こす原因となります。
実際、自覚症状がない軽いアレルギーの方も含めると、グルテン過敏症の方は年々増加していると言われています。
なんだか体調不良が続くと感じる方、試してみる価値はあるのかもしれません。
さて、前置きが長くなりましたが、今回ご紹介するのは、グルテンフリーの蒸しパン。
「ふわふわモチモチ♪ 基本の米粉蒸しパン」をご紹介します。
生活の質を落とさずにグルテンフリーダイエットをするには、代替食品を上手に利用すること。
小麦粉なら米粉を使ったメニューに代えると、毎日続けやすいですよ。
よかったら試してみてくださいね。
混ぜて蒸すだけ!グルテンフリー“米粉蒸しパン”のレシピ
■材料 シリコンカップ(6個分)
A
・米粉(製菓用米粉100%) 100g
・ベーキングパウダー 小さじ1
・砂糖(てんさい糖使用) 大さじ1
B
・無調整豆乳(水or牛乳でも可) 100ml
※80mlから調整します。
・サラダ油 大さじ1
・酢 小さじ1
■作り方
下準備
・蒸し器にお湯を入れて、沸騰させておく。
①Aをポリ袋に入れ、空気を含ませ口を閉じ、シャカシャカふるう。
②①にBを入れて大きくジャバジャバとふるい、生地がなじんきたら、袋の上から手でモミモミする。最後に酢を加えて素早く混ぜる。
③②の袋の下の角を三角にカット(約1㎝)して、生地を各カップに流し入れ、蒸し器に入れて強火で10分~14分ほど蒸す。
■作り方のポイント!
・ポリ袋ではなくボウルで作ってもOKです。
・生地のできあがりは、飲むヨーグルトより少しとろみがある感じです。生地の固さは湿度や米粉の種類により違います。水分量で調整してみてください。
・酢を入れると泡立ち始めますので、すぐに蒸してください。酢を入れるのはふわふわに仕上げるポイントです。できあがりは酢の味はしません。
・サラダ油はなしでも作れます。入れると食感が滑らかになります。
・②の工程でよくふるってサラダ油を液体と混ぜて乳化させます。油が均一にまわると、ふんわり仕上がります。
■アレンジいろいろ♪レシピのバリエーション
ひじきやかぼちゃの煮物を入れたり、バナナ、ドライフルーツ、ジャムを入れたりするなど、アレンジが自在です。
いろんなバリエーションを楽しんでみてくださいね。
グルテンの摂り過ぎは危険?!ダイエットのポイントはコレ!
■グルテンが含まれる食品
パン、うどん、そうめん、中華麺、ぎょうざ、ホットケーキ、クッキー、クラッカー、ピザ、シリアルなど。
■グルテンフリーダイエットのポイントと注意点
・グルテンフリーダイエットは、もともと麦アレルギーや病気がある方などの除去食のこと。専門家の間では、アレルギーのない健康的な方まで、グルテンフリーの食品に走るのは危険だという意見もあります。
・グルテンフリーダイエットに医学的根拠はありませんが、グルテンには依存作用があると言われています。グルテンを摂るとまたグルテンを摂りたくなり、太る可能性もあります。パスタ、ラーメンなど麺類、パンケーキなどの粉類、和食より洋食が好きな方は要チェックです。
・アレルギーがない方がグルテンフリーの食事を続けるとジャンクフードを敬遠するようになります。その結果、カロリーダウンにより、自然とダイエットにつながる、体調がよくなることがあります。
■グルテンフリーダイエットのまとめ
グルテンフリーダイエットはグルテンを含む食品を除去するだけの食事法ですので、食事制限はほぼありません。基本的に小麦粉や強力粉などを米粉などの代用品で考えればOK。ごはんや玄米、おもち、豆類、卵、肉類、魚介類・野菜、果物、芋類、ナッツ類、乳製品など、何でも食べられますので、無理なく続けられると思います。
記事に関連するキーワード
この記事を書いた人