キレイなボディになるためのビューティーマッスルとは?
マッスルとは?そう、筋肉のことです。筋肉ってムキムキしたイメージがあるので、美容とかけ離れているような感じがする方も多いのではないでしょうか?
でも実は筋肉って、美肌・ダイエット・健康など、全てに関わっていて「美しい筋肉作り」が美しくなるためのポイントとなります。
私はエステティシャンとして日々お客様に“美筋形成”という「筋肉を美しく形作る」マッサージをしているのですが、筋肉は素直で、上に上げるとたるみアップ、正しいトレーニングをすると引き締まります。
このように、いろんな仕事をしてくれる筋肉を、私は愛しています!
お肌のキレイもダイエットも、全ては“筋肉”にアリ!
それだけではありません。ダイエットにも大きく関わるのが筋肉です。ダイエットのポイントは「脂肪を燃焼させること」、ですよね。その脂肪燃焼工場となるのが、「筋肉」です。脂肪燃焼には、筋肉が必要だし、痩せるなら絶対筋肉をつける必要があると、なんとなく思っている人も多いはず。
でも、「筋肉を付けると、ゴツゴツしてしまう…」という言葉や、筋肉太りが原因で太っているのよ!といった、「鍛える=太る」という、間違った声も聞きますが、アスリートのように、毎日数時間も筋トレをしている方は別ですが、鍛えていることが太るというのは、誤りです。
むしろ、筋肉を付けなければ、健康的に痩せることはできません。
お肌をきれいにするにも、体を細くするにも、全てを牛耳るのが筋肉です。
他にも筋肉の役割はたくさんありますが、今回は、ビューティーマッスルを手に入れるための基礎知識である、筋肉の役割をご紹介いたします!
美しい体を作るための筋肉の役割3つ
① 体温を調整する
体温は平均36.5度に保たれているのが理想です。これは身体の機能を正常に保つ体温です。その体温の元となる熱の約40%は、筋肉から発生しています。
健康な筋肉は、多くの女性を悩ます低体温の予防や改善にも効果的。筋肉量が増えると、体温も上昇しやすくなります。冷えは万病の元と言われますが、体温が上昇することで、体内酵素が増え、健康な体作りができます。運動で筋肉を活性化させて、筋肉量を増やしましょう。
② 臓器を保護する
筋肉は骨と手を取り合い、私たちの大切な臓器=内臓を守ってくれています。特に大切な役割を果たしているのが、お腹の筋肉です。お腹の中にある「胃」「肝臓」「膵臓」「腎臓」「脾臓」「腸」といった内臓は、周りに守ってくれる骨がありません。これらの内臓を守る役割を、「腹直筋(ふくちょくきん)」や「腹横筋(ふくおうきん)」といった、お腹の筋肉が果たしているのです。お腹の筋肉が減ってしまうと、お腹周りの脂肪が内臓を守ろうとして、お腹のぽちゃぽちゃした脂肪が増えてしまいます。適度な腹筋をして、お腹周りの筋肉を鍛えましょう。
③ 関節を動かす
肘や膝など、これらの関節を動かしているのも筋肉の役割です。関節が動きやすくなると、動作が大きくなって、運動量が増えます。そして筋肉は、骨や関節も守ってくれています。ストレッチなどで筋肉を伸ばし、関節の動く範囲を広げると、美と健康にとても良いですよ。
女性の大半は、肩こりで悩んでいます。辛い肩こりは、表情が暗くなり、老けて見えます。硬くなってしまった筋肉は代謝が悪く、老廃物が溜まっている状態です。
美は健康から! 食事制限などをする前に、美しくなるための筋肉作りから始めましょう。
服部恵(パールケイ)
記事に関連するキーワード
この記事を書いた人