何でもOKなイメージだけど、アメリカにもネイルNGの日がある!
通常アメリカでは髪の色やネイルなどの容姿に関しては、日本に比べて仕事上問題がない限り容認されています。他民族国家で人種が共存しているためで、飲食など例外はありますが、OLも公務員も女性も男性もエチケットとして、またはファッションとしてネイルを楽しんでいます。
ネイルアーティストという仕事柄、ネイルをしてはいけない現場自体が少ないのですが、それでも年に2度だけナチュラルな自爪にしなくてはいけない週があります。ニューヨークファッションウィークです。
これはファッションウィークの起源にあるのかもしれません。
ファッションウィークのドレスコードは全身黒!
ファッションウィークと言えばフランス、イタリアが本場! というイメージですが、それは多分オートクチュール(ドレス)のファッションウィークが開催されるのが、パリとローマだからかもしれません。
東京などでも開催されるプレタポルテ(普段着)のファッションウィークはニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリの4大コレクションとされ、1940年代前半、第二次世界大戦中のアメリカ、ニューヨークが発祥とされる歴史あるイベントです。
現在でも秋冬は2月のニューヨークに始まり、3月のパリで終わり、春夏は9月のニューヨークで始まり10月のパリで終わります。
普段とても寛大なアメリカ社会ですが、こういった厳格あるイベントではドレスコードは日本よりも厳しく、ネイル以外の容姿にも指定があることが多いです。
ファッションウィークの場合はナチュラルなヘアカラーに、服装は全身つま先まで無地の黒となっています。
何でもありじゃない!ネイルもファッションも、マナーがある
髪やネイルの指定がないにしろ、普段アメリカ、ヨーロッパの広告などの撮影現場でも、色物の服は普段から着ないようにしています。これはヘアーさんもメイクさんも同じです。
色物や柄物を着ているとスタイリングやメイクなどの目障りになってしまうので、黒を着ることがマナーとなっています。
もしそんな現場に立つことがある際は、世界のマナーを思い出してください。
Have a wonderful day xxx
Britney TOKYO(ブリトニートウキョウ)
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