限られた時間でキレイに魅せる♪ヘアメイクのプロ技
限られた時間でモデルさんや女優さんのキレイを引き出すのが、私たちメイクアップアーティストの仕事です。
ヘアとメイクを仕上げなければいけないので、いつも時間との闘いです。
そのため私は時間がない時は“ここだけキレイにすれば、顔の見え方がぱっと美しくなるポイント”に力をいれメイクを仕上げています。
逆に言うと、その部分さえキレイであれば、あとの部分は多少手を抜いても大丈夫だからです。
今回はみなさんにそのポイントをご紹介しますね!
ぜひ参考にしてみてください。
ココはおさえて!メイクのポイント
【目の下の逆三角形ゾーンをきちんとカバー】
目の下の逆三角形ゾーンに、どよーんとくすんだクマがあるとお疲れ顔に見えてしまいますよね。目の下の逆三角形ゾーンは目線の集まる場所なので、顔の中でも特に目立つゾーンです。
コンシーラを指の腹に取り、クマやくすみの部分にトントンとなじませてしっかりカバーしましょう。こうすると顔全体がぱっ! と明るく透明感がアップして見えます。
【眉バランスを美しく整える】
眉の美バランスを知りましょう。
3つのポイントを頭に入れて眉を描くと顔全体のバランスが美しく見えます。
POINT!
・眉頭の延長線上に眉尻
・両眉の眉頭の高さが合っていること
・目頭の延長線上に眉頭
まず、3点のポイントを注意をしながら眉を描きます。
この3点のポイントを押さえているとササっと眉を描いても仕上がりがとっても綺麗です。
眉尻の毛がバラバラの長さで伸びている場合は長い毛をカットして毛流れを整えましょう。眉自体がすっきりとして見えます。
眉尻はアイブロウベンシルで描き、それ以外の部分はパウダーで仕上げるとナチュラルです。
最後にスクリューブラシで眉をざざっととかすとさらにふんわり仕上げになり、顔が優しい雰囲気に見えます。
時短で作れる♪前髪をキレイに整えるプロ技
前髪で顔の印象は劇的に変わります。
前髪がペタっとしていたり、癖があってパサパサしていたりすると、それだけで清潔感がなくなり、寂しげな印象になってしまいます。
私がオススメする、最速でできる前髪のセット方法がこちら!
髪の根本を濡らしてから、右に前髪を流したい時は逆の左側に手で前髪を引っ張りながらドライヤーの温風を当てます。反対に左に流したいなら、前髪を右側に引っ張りながら温風を。
最後に手ぐしで流したい方に髪を持ってくれば、根本からふんわりとした前髪が完成!
コツをつかめば忙しい朝でもパパッと綺麗になることができますよ。
ぜひお試しを!