自分のまつ毛を傷めないためのリペア方法
まつ毛を傷めないための2種類の付け替え(リペア)メニューをご紹介します。
まつ毛エクステのリペア方法はいくつかあります。
・「ポイントリムーブ法」
伸びたまつ毛、倒れてしまってバランスが狂ったまつ毛のみをオフして、新しいエクステンションを付け直す方法。
・「オールリムーブ法」
残っているエクステ全てをオフして、新しく付け替える方法。
リムーブ法はまつ毛にとって「その時期・タイミング」に一番適した選択をしてあげることが大切です。
ポイントリムーブ法は、綺麗に残っているエクステはそのまま残し、必要な箇所のみをオフして付け替えますので、オールリムーブに比べて施術時間が短く、料金も低く抑えることができます。
ただ、エクステが付いているまつ毛も伸びますので、あまり時間が経ちすぎていると根元が空きすぎて綺麗ではないことと、伸びた分、オーダーした長さよりも長くなってしまうことがあります。
ポイントリムーブ法のリペアは始めに装着してから2週間から4週間以内の付け足しをお勧めします。
ポイントリムーブ法のいいところは施術時間の短縮と低料金以上の最大のメリットとして、まつ毛を傷めないことです。
ネイルではマニキュアより除光液で爪を傷める話は有名ですが、まつ毛も同じです。
グルーでまつ毛が傷むと思われがちですが、実はまつ毛を傷めるのはグルーより「リムーブ剤」です。
リムーブ剤の使用を最低限に抑える施術は、まつ毛にもお財布にも優しいリペア方法なんです。
つけてから1ヶ月以上経っているならオールリムーブがおススメ!
ポイントリムーブ法がいいとお話ししましたが、エクステを継続して続けていく中で、全てにおいてお勧めという訳ではありません。
1ヶ月半~2ヶ月ほど経っている場合はポイントリムーブ法ではなく、オールリムーブ法をお勧めします。
1ヶ月以上経過すると、根元が伸びきったエクステが多くなり、まつ毛の重心が毛先に移動することで、自まつ毛に余計な重量がかかってしまいます。そうなると常に下向きに負荷がかかって引っ張られている状態を作ってしまうため、逆まつ毛や下りまつ毛になってしまう可能性があるからです。
1本のエクステンションは細いため「重さ」と言っても分かりにくいと思いますが、デリケートなまつ毛の毛根にとっては、その負荷は相当なものなのです。
逆まつげに悩んでいる方は特に、伸びたエクステンションをそのまま放置せずに、こまめにサロンでお直しするようにしてください。
また、オールリムーブ法のもう一つのメリットはデザインを変えられることです。
カールや長さ、デザインなど、ポイントリムーブ法では残っているエクステに合わせて装着するため、大きな変更は難しくなります。「カールを変えたい!」「デザインを変えたい!」などの希望時は、オールリムーブをお勧めします。
美しいエクステをキープするために
2種類のリムーブ法を時期やタイミングによってうまく使い分けることで、美しいエクステンションを維持しながら楽しむことができるのです。
自まつ毛の傷みを最小限に抑え、美しいエクステンションをキープするためにも、その都度、今がどのタイミングなのか、どちらのリムーブ法を選ぶべきなのか、ぜひ信頼できるアイティストにご相談ください。
切石まみ(CocoLash)