① 毛穴の汚れ、皮脂の洗い残し



頭皮は体の中で一番毛穴の数が多く、汗や皮脂、フケといった老廃物や油性の整髪料が残りやすい部分でもあります。夏は特にかゆみを伴うことも。まずはお湯でしっかり3分!流しましょう。お湯だけで、約70%の汚れが落ちます。



そして髪の水分をしっかり絞り、シャンプー剤を手に取り、お湯になじませてから髪につけます。しっかり泡を立てるのがポイント!原液を直接地肌につけるのは刺激が強すぎるのでNG!地肌に指を通し、もみ洗いを行ってください。つめを立てたり強い摩擦もNGです。地肌に傷がつき雑菌がわく原因になります。もみ洗いは1~2分!髪が長い方は指を通すのが大変なので念入りに行ってください。(当たり前か・・・)



シャンプー専用のブラシで洗うのも効果的です。毛穴までしっかり洗えて、なんとリフトアップにも効果的なんですよ。そして、しっかり洗い流します。理想は3~5分!!シャワーヘッドもマイクロバブルが出るものなど最近は各メーカーからも色々な種類が発売されているので併用すると効果的です。



 



② 髪を乾かさないで寝てしまう事でのカビの発生



特に夏になるとドライヤーを使うと暑くて汗が出るので、自然乾燥をされる方が多いですが、これは逆効果!!濡れた地肌はカビの楽園です。カビは頭皮にある角質が大好き。増殖して匂いの元となってしまうのです。わかりやすく言ってしまえば半乾きの洗濯物と同じような状態ではないでしょうか。



 



③ シャンプーも用途によって使い分けをしましょう



自分に合ったシャンプー剤を使用していますか?地肌のコンディションは男性、女性、子供、大人、すべて違います。しかしながら使用しているシャンプーは殆どの方が家族で同じシャンプー剤を使っています。だからと言って全員が違うシャンプーを使うのも不経済ですよね?



なのでせめて地肌用シャンプーと、髪色やまとまりやすさなど頭髪用シャンプーの2種類があればBEST!!その時のコンディションによって使い分けてみて下さい。



 



1週間に1~2回は地肌系シャンプー、他の日はダメージ用シャンプー、良く汗をかく夏は地肌系、カラーの色落ちを防ぐカラー用シャンプーなどなど・・・是非、いつも通われている美容室で相談してください。きっとあなたに合ったシャンプー剤を提案してくれるはずです。

蓑輪篤(ALVIVE/CREER)





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    蓑輪 篤

    これからのサロン経営は本当に価値あるものを提供できるがポイント

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