なぜデジタルパーマなの?定着しきれなかった理由って?



まず少しデジタルパーマの歴史について考えてみましょう。デジタルパーマは、日本ではまだ20年に満たないものです。当時、縮毛矯正のブームが落ち着き、業界としても現場としてもなにか起爆剤が欲しい・・・。そんな時代でした。そこに、ちょうど巻き髪ブームがおこり「渡りに船」で、一気に広がりました拡散することに躍起になりすぎた結果が原因で事故や失敗が多発したのも事実ですし、そこからデジタルパーマ離れが進んだのが現実です。



 



デジタルパーマの魅力を再認識し美容サロンを活気づける機会に!



近年はどうか? その後遺症もあり導入サロンは比較的少ないでしょう。これは裏を返せばある意味大変なチャンスともいえますよね。確かに熱を使っての施術ですからリスクもありますが、熱によって伸ばした髪は熱によって曲げるのが一番だと言うことが言えます。

最近のデジタルパーマは技法も薬剤も進化しております。このように濡れている状態と仕上がりにほとんど差の無いウェーブ形成も可能になってきました。

そうです!デジタルパーマはスタイリングが難しいと言われていたのは、もう昔の話なんです!!いまはこのように、ある程度自然乾燥でも可能になってきました。



 



デジタルパーマを見直しゲストへの提案の幅を広げてみては?



「ゆるく大きなウェーブにして髪色も明るくね!」と両方手に入れることを望み、思い通りのヘアを希望するなどお客様の意識は、多伎にわたる昨今、今回のゲストのように、矯正とカラーを併用する行程での過度なダメージを抱えたお客様も多いですね。そのような髪に対して、よりしっかりと大きなウェーブやカールを形成し、お手入れの楽なスタイルを提案して行くためにも、再びデジタルパーマを見直す!そんな時期なのではないでしょうか。

江山英樹GIO(Hair Base Anap)





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