ヘアケア、ちゃんとできてる?夏の“今ケア”と“後ケア”
もう暑い夏ですね。実は、夏バテするのは体だけじゃないんです。
強い紫外線や汗によって、髪や頭皮も夏バテを起こします!
この夏、海やプールでレジャーを楽しむ予定の方は特に、ケア意識が大事になりますね♪
海水に含まれる塩分は、結晶化する時(自然乾燥してしまったような時)に、髪の中の水分を奪ってしまうんです。
海に行った後に髪がパサパサになったり、カラーが抜けたり……なんて経験ありませんか?
プールなら海水じゃないから安心……というわけにもいかず、プールに含まれる塩素も天敵です。
塩素の酸化作用で髪のキューティクルが壊れてたんぱく質が流れ出し、切れ毛や枝毛の原因になることも。
紫外線の影響を受けやすい夏ならなおさら。頭皮や髪は、かなり大きなダメージを受けてしまうんです。
夏の間のケアが大事!ヘアケアで気を付けておくべき7つのこと
夏が終わると、抜け毛の季節ともいえる秋になります。
秋の抜け毛は自然なサイクル的なものでもありますが、その量は夏に受けたダメージで大きく変わります。
「バサッと抜けて薄毛になってしまった」なんてことが起きないように、夏にしっかりとケアすることが大切♪
そこで、夏のヘアケアで気を付けたいポイントを7つ紹介します。
①シャンプー選び
日に焼けて乾燥した頭皮を労わるには、シャンプー選びが重要なポイント!
頭皮にやさしい洗浄力の界面活性剤や、保湿力の高い物を選んでください。
②洗い方
洗い方も、あらかじめ手の中でシャンプーをしっかり泡を立ててから、パサパサにならないように、指のはらで丁寧に洗ってあげてください。
③トリートメント
さらにヘアコンディショナーやトリートメントでのスペシャルケアもおすすめです。
毛先などダメージを感じやすい部分にしっかり付けて、蒸しタオルを巻いて入浴しましょう。(蒸しタオルは固く絞ったタオルを500Wのレンジで1分ほどチンするだけでできちゃいます)。
もちろんトリートメントはよく洗い流してくださいね(残さず洗い流すのが大切。残し気味は逆にダメージになるんですよ)。
④頭皮ケア
頭皮のケアも、この時期は特にしっかりすることが必要♪
朝と夜に頭皮専用の化粧水や育毛剤などをしっかり付けてあげてください。お顔に化粧水を浸み込ませるのと同様に、頭皮もコットンを使って付けると良いですよ。
⑤頭皮マッサージ
頭皮マッサージも良いと思います。マッサージをすることで頭皮の血行が良くなります。
ドライヤーでの髪の乾かし方
髪を乾かす時は、頭皮や髪が弱った状態になりやすいので、いつもより髪の扱い方に気を付けて。
ドライヤーは髪から20㎝は離して当ててください。近すぎると、日差しで焼けてしまった髪がさらに焼けて乾燥につながることも……!
温風だけでなく最後に冷風で髪を冷やしてあげると、ドライヤーの熱で熱くなった髪が冷め、キューティクルも閉じて整いやすくなります。
もちろん熱がなくなることで水分もキープしやすくなるんです♪(意外と触って熱くなくても熱はこもっているものです)
⑥ブラッシング(髪の梳かし方)
ブラッシングも重要です。髪の毛を保護するトリートメントオイルやヘアクリームを使いながら、丁寧に毛先に向かって梳かしながら、毛先・中間・根元と髪のほつれを取っていきます(根元から一気にやると、髪への摩擦が強くなり、絡まりや断毛の原因になります)。
秋のヘアサイクルに備えて、夏の間からできる頭皮とダメージヘアのケアをしっかりしておきましょう♪
海やプールに行ったときに特に注意しておきたいこと4つ
海やプールは夏に人気レジャースポットのひとつですが、気を付けていないと髪へのダメージは計り知れません。
しっかりと対策をしておきましょう。
①髪が濡れたときには水分をこまめに拭き取る
海やプールでは、こまめに水分を拭き取りましょう。
海水やプールの水で濡れたまま紫外線を浴びると、髪を傷めるだけでなく大量の抜け毛の原因に!
休憩などで水から上がるたびにタオルで水分を取るだけで、かなりダメージ量が変わります。
②UVカットの帽子で紫外線をカット
日差しの強い日に、長時間外出の時は帽子で紫外線対策。
もちろんUVケア用のヘアスプレーもオススメです。美容室によってはUVケアのできるカラーリングもあるのでオススメ♪
特に海やプールなどでの強烈な紫外線は、ビーチパラソルだけでは防ぎきれません。
パラソルの下にいるときも、UVカット効果のある帽子などで髪を守ってください。
③プールで泳ぐときはスイミングキャップをかぶる
プールで泳ぐときは、なるべく塩素水を髪や頭皮に触れさせないために、スイミングキャップの着用が大切。
ただし蒸れ防止のためにプールから上がったに、ときどき脱いで風を当ててあげてくださいね。
④夏の終わりには美容室に。
どんなに注意していても、海やプールで夏を楽しめば、大なり小なりダメージは受けてしまいます。普段はできない頭皮ケアのヘッドスパや、ちょっと贅沢なトリートメントをして、髪を労わってあげてくださいね♪ 夏のストレスを、どれだけ秋冬に持ち越さないかがとても大切なんです。
ヘアケアをしっかりして、夏を思いっきり楽しんでくださいね。ではでは♪
美容師/松井愛士(release SEMBA)
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