これだけは押さえて!美容室でのくせ毛カットオーダー方法のコツ



くせ毛でお悩みの方は、美容院でのカットの失敗は1回や2回ではありませんよね。出来上がりのイメージと現実・・・理想とは程遠かったり。それほどくせ毛のカットとは、技術や知識、そして何より経験を必要とする難易度の高いものなのです!ですが、最低限押さえておくべきくせ毛カットのポイントを、カウンセリングの時に担当の美容師さんに伝えるだけでも、失敗の確率は格段に低くなると思います。美容師さん任せにしないで自分からも伝えるべきことを伝え、憧れヘアを手に入れましょう。



 



次回からすぐ実践すべき!オーダー時に伝えるべき3つのポイント



①厚みと重みを残してもらう

くせ毛のカットで1番多く起こる失敗が、すきばさみで「髪の量を取りすぎてしまうこと」です。髪の量を取るということは、髪が軽くなる→髪がよく動く→まとまりのない髪になる→結果、くせが爆発してどうにもならなくなるのです。くせ毛を上手く手なずけて、収まりのいいヘアスタイルを目指す場合、くせが原因で出てしまうボリュームをすいて減らすのではなく、ヘアスタイルのシルエット自体を、みなさんのくせの特徴や性質に合わせながらコントロールしていく必要があります。そのため、髪の量を取りすぎないようにくせの流れを読みながら、スタイルのシルエットでくせが上手く落ち着くポイントでカットをしてもらうようにしましょう。



 



もっと早く知りたかった!爆発ヘアスタイル回避でもう泣かない



②段を入れる時は慎重に話し合いましょう

誤解がないように言いますと、くせ毛だから段が入れられないとか、入れてはいけない等ということはありません!ですが、くせの毛流れや特徴をしっかりと把握しておかなければ、くせが暴れて収拾がつかなくなることも多々あります。ですので、段を入れる時はくせの特徴をよく理解してもらった上で、カットしてもらう事をオススメ致します。上手に段を入れることで、よりそのくせの動きが強調され、そのくせを活かすことが出来れば今まで出会ったことがない素敵なヘアスタイルに巡り会えるでしょう。



 



ブラシを使わないブローに秘訣が?手で乾かしただけでまとまる!



③乾かす時にブラシを使用してブローするのをやめてもらう

くせ毛がお悩みでご来店頂いたお客さまからの声で、1番多いのがこの「ブラシでのブロー」。自宅でもサロンと同じように、ブラシを使って綺麗にブローされている方なら問題ないのですが、現在ほとんどのお客さまは「ブラシでブローをしません」。あなたもブラシでブローなんてしませんよね?ということは、くせを上手に活かしてスタイルにしていきたい場合、ブラシを使ってブローをしてしまうと、くせそのものが本来どのように動いて収まるのかを把握する事が出来ません。当然自宅に帰ってシャンプーをしたら、サロンでの仕上がりとは全く別物になるのもこのためです。またブローをしてカットしてしまうとことは、綺麗にブローが出来た時に綺麗に収まるようにカットをするということになりますので、ご自分で手で乾かしただけではそのスタイルにはならないのです。ですので、くせ毛を上手に活かしてカットしてもらう時は、ブラシでブローをしないでも綺麗に収まるようにカットをお願いしてみましょう。

柳本剛(Lily)





 記事に関連するキーワード


この記事を書いた人