焼酎とみかんのカクテルで、美肌&安眠♪
冬の時期になれば、仕事の追い込みや寒さによるストレスなど……毎日、緊張感が続いて夜眠れない方も多いのでは!?
そんな方におすすめしたいカクテルが、糖質ゼロの焼酎とビタミンCをたっぷり含んだみかんのカクテル「灯火(ともしび)」。
適度な量のお酒は、昔から健康にも良いとされ、ストレス緩和や血行促進などの効果が期待できると言われています。
果物に含まれる果糖にはアルコールの分解を助ける作用があるほか、美肌に最適なビタミンA、ビタミンCを含むみかんを使えば、心にも身体にもやさしい一杯に仕上がります。
明日もまた笑顔で元気に過ごすために、今夜は美味しいカクテルをゴクリと飲んで、ほろ酔い気分で、ぐっすりお休みしましょう。
「冷凍みかん」を使った“みかん焼酎「灯火」”のレシピ
<材料(1~2人分)>温州みかん 1個
焼酎(甲類)60ml
好みでシロップ(または粉砂糖) 適量
<作り方>下準備
・ みかんはまるごと冷凍しておく。
① 冷凍したみかんをお湯にくぐらせて外皮をむき、房に分ける。
みかんがカチカチに凍っている場合は、少し常温に置いてから使ってください。
② ミキサーに①と焼酎を入れて、滑らかになるまで混ぜる。焼酎の量は好みによって調整してください。味見をしてシロップを適量加えたら完成。
<ポイント!>・カクテルの味はみかんの味に左右されます。甘酸っぱい食べ頃のみかんを使うとハッとするような美味しさに出会えます。
・焼酎の甲類とは、無色透明でピュアなクセのない味わいが特徴のものです。果汁などと合わせたり、オリジナルカクテルを作ったりするのに最適です。焼酎のほかに、ウオッカやジンで作ってもおいしいです。
・冷凍みかんは一度凍らせてから、水にくぐらせて再冷凍をすると、氷の膜が二重になり、さらに美味しくなります。
・シロップではなく、粉砂糖を使う場合は、ミキサーに一緒に入れて混ぜてください。
日本人の3割も知らないかも? みかんの美容効果と利用法
実はみかんには、美容効果の高い効能があります。女性の3割も知らないかもしれない、みかんの豆知識をご紹介します。
<豆知識>・みかんの皮の利用法みかんの皮は「陳皮(ちんぴ)」と呼ばれる生薬の一種です。健胃・整腸作用や風邪予防などの効果があり、漢方薬でよく使われます。
作り方は、みかんの皮を小さく刻み、ざるに入れてカラカラになるまで一週間ほど天日干しをします。薬味やお茶に使う場合はミキサーなどで粉末にします。陳皮茶の分量は陳皮小さじ1に対しお湯約300ml。4分ほど蒸らせば完成です。
・みかんの白い筋に含まれる「ペスペリジン」はしみ・しわ予防にも!ペスペリジンはフラボノイド系色素に属するポリフェノールの一種。
抗酸化パワーがあり、活性酵素を抑制し、老化予防やがんの他、毛細血管を強化し、しみやしわの予防、ビタミンCを安定させる働きもあるといわれます。また、みかんの袋や白い筋の苦味はこの成分によるものです。
・香り成分の「リモネン」でリラックスみかんに含まれる成分リモネンには、気持ちをリラックスさせる効果があるほか、脂肪燃焼にも役立つといわれます。
・甘味が少ないみかんは「焼きみかん」にしよう。みかんを丸ごとオーブントースターで7、8分ほど焼くと甘味が増して、白い筋や薄皮が苦手な方でも食べられます。
フードエッセイスト/藤井香江