エステティシャンのお仕事の本質にあるものとは
美容コラムを読まれる方は“美”の意識が高い方が多いのではないでしょうか。
髪の毛・お爪・お肌・・・せっかくあるものを、どうせなら美しく活かし、人に喜んでもらえたら自分自身も嬉しいですよね。
エステティシャンは、美容師やネイルアーティストと同じく、お客様が美しくあるためのお手伝いをすることが仕事です。コラムを読まれる方の中には、自身が“美”に携わる仕事に就きたいと思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は美容(お肌のお手入れやトリートメント)の専門家であるエステティシャンについてお話しさせていただきますね。
【エステティシャンの仕事とは】
エステティックの本質は、人間の心にある「美しくありたい」「若々しくありたい」という欲求や願望を実現して、人々に幸せと満足感をもたらすことです(日本エステティック協会より)。
一人ひとりの異なる肌、身体、心の特徴や状態を踏まえながら、さまざまな手技や用具を用いて、人の心に満足と心地よさと安らぎを与えるとともに、肌や身体を健康的で美しい状態に保持できるよう、お手伝いさせていただくのが私たちエステティシャンの仕事です。
内面も外面も磨いて、理想のエステティシャンを追求
【私が思う理想のエステティシャン】
●外見も内面も美しく在れるよう努める
外面だけきれいに整えても、内面の意識は年齢がいけばいくほど、外面上に影響されてくるように思います。内面も外面も、ともに美しく磨いていきたいものです。
●研究を怠らない
どこの分野でもそうですが、新しい物や技術が次々と生み出されています。その発展も年々加速していて情報も多いです。自分に携わる分野の研究は続けたいものです。
●施術(マッサージ)で表現
見た目のケアをするのは当然ですが、リズムで、強弱で、スピードで、心地よさや温かい想いが伝えられるエステティシャンでありたいですね。
●全体で捉える
箇所で捉えすぎると結果マイナスになることもあるので、常に全体を捉えた上で、箇所に集中するという意識を忘れずにいたいです。こちらもどこの分野でも共通することなのかもしれません。
●心のオアシスで在れるように
「美容と健康」にとって心のオアシスがあるというのは、すごくプラスで必要です。
エステティシャンとしてそう感じていただけたら嬉しいです。
理想を追求する姿勢が人を成長させる~My検証結果・必須ワザ~
理想は人それぞれに違い、正しい答えなどありません。個人が思う理想も、日々を丁寧に過ごせばレベルアップしていきます。様々な解釈がありますが、私は理想とは憧れと違い、目標にして実現させていくものだと考えています。
どんな職業でもそうですが、それぞれに理想・目標を持ち、完成することなくどこまでも理想を追究していく姿勢の中でこそ様々な気付きが生まれ、人を成長させていくものなんだなと感じています。
榎原由子(MoreRavi)