女性なら体は温めましょう。低体温と冷え性は似て非なるものです
よもぎ蒸しの代表的な効果の一つに体を芯から温めるというものがあります。
もちろん、低体温は冷え性になりやすいですが、冷え性でなくても低体温症の人は意外に多いです。貴女は自分の平熱を知っていますか?女子力アップに特に関係しているのが体温。だから、女性は自分の体温を知って体温を上げる努力をするのがキレイへの近道です。
ではそもそも、低体温症ってどんな状態なのでしょうか?
平熱は36.5度以上が理想ですが、普段の体温がそれ以下、もしくは35度代の人は、低体温症になりますので要注意です。
美容にも健康にも影響が!体温が低いとどうなるか
体を冷やし、体温が下がってしまうと体にはこんなにも影響があります。
・ダイエットしても効果が出にくい(基礎代謝が落ちる)
・ニキビが治りにくい
・アレルギーや皮膚炎を起こしやすい
・風邪をひきやすい(免疫力が低い)
・生理痛や生理不順、不妊症になりやすい
・体内酵素活性の低下
・うつ
・慢性疲労
・不眠
など、美に直結することから何となく体がダルイと感じるような不定愁訴(ふていしゅうそ)と呼ばれる症状になってしまいます。体温が一度下がると免疫は30%下がるとも言われています。免疫力の低下もダイエットや美肌の敵になります。だから体を温め体温を上げることは、低体温症以外の方でも、キレイの近道となるのです。
それでは体を温めるとどうなるかというと
①血流が良くなることによって、熱、栄養、酸素が全身へちゃんと運ばれるようになる
②体内酵素が働き、新陳代謝がアップする
③汗をかくことで有害物質を体外へ排出する(デックス)
④HSPが増えることにより、傷んだ細胞が修復され、免疫力がアップし、お肌もキレイになります
よもぎ蒸しで増えるHSP(ヒートショックプロテイン)って何?
HSPとは傷ついた細胞を修復するたんぱく質のことです。
カラダを温めた2日後がピークになり、7日後には元に戻るそうです。リンパ球をサポートし、ガンの抗原を見つけやすくするHSPが増えると運動能力が上がります。これはオリンピック選手で実証済みの事実です!!こんなすごいHSPですが、体温を38度に上げるとHSPは1.2~1.5倍に増えます。
よもぎ蒸しをすると、実はおよそ15分ほどで体温が38度に上がります!
よもぎ蒸しを週に1回程度続けると、HSPが増え、免疫アップで風邪知らず、おまけにダイエットと美肌効果も期待できます。女性の体には嬉しい事だらけですね!
これからの寒い時期、よもぎの蒸気に蒸され、薬効成分を体に取込める、一石三鳥のぽかぽか気持ちいいよもぎ蒸しはいかがでしょう。
谷真由美(IRODORI)