ジェルネイルとアクリルネイルのオフの仕方!爪にダメージを与えないための方法と対策

知らないと危険!? 正しいネイルオフの方法

今回はネイルオフの仕方についてご紹介します。

間違った方法でオフしてしまうと、爪にダメージを残してしまうだけでなく、身体に危険が及んでしまうこともあります。

ジェルネイルとアクリルネイル、それぞれの正しいオフ方法を理解しておきましょう。セリフネイラーさんでない方も知っておくことで、良いネイルサロン選びの基準にすることができますよ!

ジェルネイルのオフの仕方

① 電動のネイルマシーンやファイルを使用して、爪の表面の光沢を取ります。

②ジェル用のリムーバーに爪に浸してオフします。上からアルミホイルで包むことでリムーバーが揮発しにくくなり、ネイルをきれいに落とすことができます。

③最後に、爪にダメージを与えないようにベースのジェルを残して削ります。

ジェルネイルをオフする時に気をつけるべきことは、削ったときに出るネイルダストです。
ジェルネイルのダストはかなり細かい粒子のため空気中に拡散し、空気と一緒に吸い込んでしまう危険があります。
削る際は、マスクや集塵機を必ず使用してください。

あなたが通っているネイルサロンはネイルダストの危険性をきちんとおしえてくれるでしょうか?
ネイルサロンを選ぶ時のチェックポイントにもなります。

アクリルネイルのオフの仕方

① 爪の表面を削ります。

② アクリルネイル用のリムーバー(アセトン)を塗布して、アクリルネイルを溶かしてオフします。

オフするときに気つけるポイントは、リムーバー(アセトン)の特性をよく理解しておくことです。
アセトン溶液には揮発性があり、多量に吸い込んでしまうと危険です。窓を開けて、お部屋を充分に換気しながら行ってください。上から換気扇を使用するだけでは不充分、部屋に溜まった空気をしっかりと入れ替えましょう。

また揮発したアセトンは、お部屋の下のほうに溜まります。小さいお子さんやペットを飼われている方は充分に注意してください。お子さんを床に寝かして、その近くでアクリルネイルをオフ、なんてことは絶対にやめてくださいね。

ネイルサロンでもお子さんやペットを連れてのご来店は、お断りしています。

オフした後はネイルケア!

ジェルネイルやアクリルネイルをオフした後は、ネイルケアを行いましょう。

ジェルリムーバーやアクリルリムーバーを使用した後、すぐにドライケアをするサロンが多いですが、私はウォーターケアをおすすめします。

オフ後は、リムーバーによって爪表面が乾燥しています。
ウォーターケアで水分を補いながら、洗浄・消毒をしましょう。きちんとケアした後に、再度ジェルネイルやアクリルネイルを装着していただきたいです。

爪を大切にして、ジェルネイルやアクリルネイルを楽しみたいですね。

ネイルアーティスト/宮子信子