とんがりコーンにたけのこの里?!お菓子のネイルオブジェ
前回コラムではバレンタインデーのチョコレートネイルをご紹介しました。今回は、同じ「スイーツ」をモチーフにした「お菓子にしか見えない!」ネイルオブジェをご紹介したいと思います。
爪への装着もできる!個性的なお菓子のネイル
これは、老若男女問わず、コンビニでも買える、「誰もが知っているお菓子」をどこまでネイルオブジェで表現できるか?
…というテーマで、自分に挑戦する意味もありながら制作しました。
「ネイルオブジェ」なので、私のこだわりとして、使用した材料は一般的にネイルアーティストがネイルアートで使うものだけに限定し、作品の裏側にはネイルチップが付いていて、爪に装着可能となるよう考慮した作品です。
色や質感も、より本物らしく。リアルなお菓子ネイル
誰でも知っている身近なお菓子なので、できる限りリアルさを追求しようと、全て原寸大で再現し、本物のお菓子を凝視しながら制作しました。
お菓子の種類によって多少の違いはありますが、基本的に本物に近い色のアクリル樹脂で造形をした上で、ジェルとアクリル絵具を、質感を考えて使い分けながら着色して仕上げています。
スカルプチュアの材料を使った形作り
アクリル樹脂での造形…と言っても、ピンとこなかったり、樹脂粘土みたいな物? と思われるかもしれませんが、ネイルサロンで「スカルプ」や「スカルプチュアネイル」と呼ばれる、もともとは人工爪を作るための材料なんです。
筆に取ったペースト状の樹脂が固まるまでの一定の時間(約5分)内に、筆先を使って形を作る…という工程を繰り返して少しずつ形を作っています。
その後、やすりをかけて微調整をし、着色して仕上げました。
リアル感を出すため、細部までこだわりが!
お菓子の焼き色や、チョコレートの質感も、なるべく本物と同じように再現しようと、似た色をたくさん見比べたり、混ぜたりしながら工夫して作りました。
いかがでしょうか? まるで本物みたいと思ってもらえたら嬉しいです。
次回は、スイーツモチーフのネイルオブジェvol.2をご紹介します!
SAYOKO