お正月疲れしたネイルには、あったか雪うさぎネイル
年末年始、趣向を凝らしたネイルアートを楽しんだ方も多いことでしょう。
私もサロンワークではアート、アート、アート三昧(もちろんネイルケアも怠ることはありませんでしたが)。普段はシンプルなネイルばかりをセレクトされる方も「お正月休みくらい、ネイルも派手にしちゃおうかなっ」とストーンやエンボスアートをお試しくださいました。私達ネイルアーティストも、ここぞとばかりに腕まくり! 美しく贅沢な時間を共有させて頂きました。
そう、本当に楽しいネイルアートの時間だったのに…困ったことに、人間の目というものはすぐに飽きがきてしまう、わがままさんでもあるのですよ(笑)。昨日まで新鮮に感じていたのに、今日はなんだかTOO MUCHに見えてしまう。そんなネイルお正月疲れの方にご紹介したいのが「あったか雪うさぎネイル」です。
雪うさぎネイルを可愛く仕上げる手順とポイント!
雪うさぎネイルをシンプルかつ愛らしく暖かみを感じるアートにするのプロセスはこちら! プロダクトは全てジュエリージェルを使用しています。
① 白のアートを際立たせるために、ベースはライトグレーと薄いピンク(PA113,検定桃03)でタイダイ柄を作り硬化させます。あまり混ぜず、ざっくり大まかなタイダイが望ましいです。
② 白のジェル(Art White)をスポンジにカサカサに取り、①にポンポン押して硬化させます。
③②の上から、同色の白のジェルでウサギの毛をイメージした曲線を描き入れます。曲線は四方八方に向けて、ふわっふわに描き硬化させます。
④寒椿、南天、うさぎを、白・赤・緑(Art White、検定赤01、検定緑03)の統一したカラーを中心にして描き硬化させます。色数を増やさないのがポイント!
⑤白のジェルで雪の粒をはらはらと描き入れて硬化させます。
⑥極小のクリアのラインストーンとシルバーラメ(検定銀)を散らして、トップジェルをかけて硬化させて、出来上がりです♪
雪景色の静けさをネイルに表現するための3つのポイント
雪景色の静けさを出すためのポイントは3つ。
① ベースの優しいカラーで白を際立たせること。
② パッと見の色数を統一して余計な色味を感じさせないこと。
③ ラインストーンやラメはごくごく小さいものだけを使用すること。
秋から冬にかけて、ハロウィン、クリスマス、お正月とイベント続き。はしゃいだネイルにお腹いっぱいな方には、こんな優しいネイルアートが、とっても新鮮で清潔感のあるものに見えるはずです。
乾燥もひどいこの季節、しっかり潤いケアされた手肌にたたずむ、雪うさぎちゃん。
もしかしたら意中の彼に、バレンタインデー前の可愛いアピールになるかもしれませんよ♪
田邉薫(ネイルサロンミニカ・スルガ)