日本の秋を象徴する紅葉アートをネイルモチーフに

日本の秋を象徴する紅葉アートをネイルモチーフに

日本の野山を、燃えるように彩る紅葉。春の桜同様、秋に人気を博するアートモチーフです。

ネイルにも春夏秋冬のエッセンスを取り入れるのが、四季ある日本流かと思います。

ただ、最近「どっぷり和のネイルアート」に古さを感じるようになってきたのは、私だけでしょうか?心地よい未来感と和の融合、「ネオジャパネスク」のヒントはどこにあるのでしょうか。

今回は紅葉をモチーフに、ネイル作品を通して考えてみます。

 

金箔をホイルに変えて、新しいアートを演出

金箔をホイルに変えて、新しいアートを演出

手始めに、今まで和のネイルアートに使っていた素材を変えてみるのはどうでしょう。

例えば豪華で和の面持ちバッチリの金箔を、最新のネイル素材のホイルに変える。

金箔は作業時にひらひらと舞い上がるため扱いづらく、しかもジェルに埋め込むと思いのほかシワシワになってしまうのです。

サロンワークでも人気のホイルなら、未硬化ジェルやポリッシュが乾く前に押し付けるだけで、艶やかでシャープな仕上がりになります。

ホイルにはカラーのみならずブラックもあり、夜空の表現やパンクな朽ちた演出にもぴったりです。使う分だけカットしておけば、作業効率もグンとアップ!

 

最新ネイル素材と和の融合で、“ネオスタイル”に挑戦!

最新ネイル素材と和の融合で、“ネオスタイル”に挑戦!

ラメやホイルをアートの上から乗せるのをやめて、埋め込み・レイヤーにしていくのもおもしろいです。

数色のジェルカラーを重ねて奥行きを出し、その上からホイルを貼り、クリアジェルで埋め込みます。このようにすればホイルの上にも簡単にアートを描くことができます。

ジェル、ホイル、アートの順でレイヤーすれば、水の上に浮いている紅葉の表現もクールに変身。

流行に敏感な方のネイルには、いつも最新感が薫っていて欲しいと思っています。

私たちネイルアーティストは、最新テクノロジーによって発表されるネイル素材をどんどん試して、刺激的なネオスタイルのヒントを見つけていきたいものです。

田邉薫(ネイルサロンミニカ・スルガ)




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  • ネイルデザイナー

    田邉 薫

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