朝のメイクが落ちちゃった!そんな時の厚塗りしないお直しテク

朝のメイクが落ちちゃった!そんな時の厚塗りしないお直しテク

朝はキレイに仕上げたお化粧が、お昼頃になると落ちている……なんてことありませんか?
ランチの後にお化粧直しをするのは当たり前ですよね。

では、そもそもなぜお化粧は崩れてしまうのでしょうか?
「化粧崩れ」とは、お顔の上に付けるもの(下地クリームやファンデーションなど)の油分と、肌が分泌する油分が合わさることで油分が増え、「流れ落ちる」という感じ。

ですので、崩れてからのお化粧直しももちろんのこと、実は「崩れないベースづくり」がいかにできているかが大切。ですが、まずはお化粧直しの方法とポイントをご紹介しますね。

【朝のメイクを復活させるお化粧直しの方法・やり方】
ティッシュを顔の上に一枚のせ、手で押さえながら油分を取ります。
そのあと、朝使用しているフェイスパウダー(ルースパウダー)を、パフで顔全体に押さえるように付けるのが一番きれいに仕上がるお直し法です。

ルースパウダーがプレスされている「プレストパウダー」があれば、付属のパフで肌に滑らすように付けるか、大きめのフェイスブラシに取って付けてもナチュラルに仕上がります。

特に目の下などラインが滲んでいることもあるので、目のフレーム付近(滲んでいるところ)を綿棒などでOFF。パウダーをしっかり付けてラインを引き直すと、朝の仕上がりが戻ってきます。
まぶたの上もパウダーで押さえた場合は、薄くなったアイカラーを少し重ねると綺麗な仕上がりに。

ファンデーション全体が取れてしまっているようなら、パウダーの代わりに「パウダーファンデーション」を薄く付けるのも自然に仕上がるお直しの一つでしょう。

 

崩れる前に手を打とう!お直し要らずのベース作り3つのポイント

崩れる前に手を打とう!お直しいらずのベース作り3つのポイント

朝の段階でのベース作りで、崩れ知らずのテクニックをマスターしていたら化粧崩れももう怖くない!

【ポイント1:肌作り】
まず大切なのは、基本である肌作り。

「肌の整え」というと、美容液やクリームなどを思い出しがち。
しかし重要なのは、肌のうるおい。特に夏場は、しっかりとした水分補給を。喉が乾いたら水を飲んで喉を潤わせるように、お肌も乾いたらさっぱりタイプの化粧水で、いつもの倍以上のたっぷり水分の補給を心がけて。

化粧前の肌温度が下がるだけで、化粧崩れを防いでくれます。

【ポイント2:商品選び】
お肌の上にのせていく下地クリームやファンデーション。化粧崩れしやすい暑い時期は、オイルの入っていないものや、オイルコントロールされているものを選ぶなど、商品も夏用にしてみるのも一つの手。しっかりと自分の肌の状態を観察して、自分に合った商品を選んでみましょう。

【ポイント3:化粧下地・ファンデーションの付け方】
化粧下地やファンデーションは「お顔に均一に付ける」と思いがち。でも、顔の部分によって、肌の特徴は違います。

下地は全体に伸ばし付け、ファンデーションは均一には付けない! これが「崩れ知らず」へ一歩近づくテクニックなのです。

お顔の中で、一番皮脂分泌の激しいTゾーン(おでこと鼻)、
瞬きや、「しゃべる」ことで動きの多いOゾーン(目のまわり、口のまわり)。

この2カ所はできればファンデーションはのせず、他のゾーンに付けた残りを伸ばす程度にしましょう。
もしくは、綺麗なスポンジでTゾーン、Oゾーンのファンデーションを取る感じで付けてください。

崩れやすい場所にはファンデを付ければ付けるほど崩れやすくなるので、極力少なく、もしくは付けない。そんなテクニックもあるのです。

 

夏の救世主!「フェイスパウダー」を上手く活用するテクニック

夏の救世主!「フェイスパウダー」を上手く活用するテクニック

「フェイスパウダー」はそもそも、「肌の質感を整えてくれる役目」と「余分な油分を吸収してくれる役目」があります。
ですので、崩れやすいところ、油分が多めに出るところにはしっかりと付けることで、化粧崩れからお肌を守ってくれるのです。

一度にたくさん付けると粉っぽくなるので、少量を何度かに分けてつけるのがキレイに仕上げるコツ。
ブラシで付けるより、パフを活用したほうがより肌に密着するので、崩れ防止の効果は高くなります。

崩れたときのキレイに直せるテクニックと「崩れ知らずのお肌」を作るテクニック、ぜひこのテクニックをマスターしてみてください。

メイクアップアナリスト/ricca(r-color)




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  • メイクアップアナリスト

    ricca

    “引き算メイク”で、最小限のテクで最大限の美を引き出す

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