クリエイティブなサロン経営とは?超提案型サロンオーナーの進言



心に響くデザイン、自身の心を磨かずして生み出せません。クリエイティブなサロン経営は、ルーティンワークからは生まれません。本来の『美容師』という言葉の意味を、今一度見直す時期に来ているのではないでしょうか。淘汰される側の美容師にならないためにも。では、どうしたら良いのでしょうか。各地で色々な美容師さんに会いますが、美容師として欠かせないものが見えている美容師さんと、見えていない美容師さんはすぐにわかります。見えていない方の共通点は言い訳が多い!「ウチはお客さま第一でやってるので」「カットに1時間かけて丁寧にやっているので」「郊外型のサロンなので」「スタッフが多くて育成が大変なので」・・・?????どこの美容室もお客さま第一でしょう?





新しいヘアカットの提案を創り出す能力を鍛えるためにすべきこと



見えている美容師さんは言い訳しません。お客さまにとって第一とはどんなことなのでしょうか。僕は業界で有名であること、技術面、センス面が業界最高峰であること、接客が素晴らしいこと、その全てが必要だと考えます。コンテストで優勝した、雑誌に取り上げられた、セミナーをした、そんなこと一つ一つがお客さまに新しいデザインを提案するための方法でした。その経験と知識が人間性の一部であり、お客さまが納得する理由になったからです。美容師に大切な要素の一つはクリエイティビティ(創造力)です。新しいものを創ることができる能力です。それを鍛えるために、たくさんのコンテストが美容業界に存在します。コンテストに出場しクリエイティブな部分を鍛えておかないと、細かいバランスやトレンド、新しいものを創り出す能力というのは磨かれません。





サイコーなデザインを街に送り出す!美容師という芸術家であれ!



現在は「超提案型サロン」という位置で業界でも認知され始めました。お客さまにいくつもの新しいデザインを提案できるデザイナーでいるため、クリエイティブな仕事にたくさん挑戦してきました。サロンへお見えになったゲストの表情からカワイイを打ち出すのか、カッコイイ押しなのか、疲れているか?元気なのか・・・他にももっと沢山のニュアンスがあるのですが、要はどんな風に変えてあげられたら良いんだろう、そんなことを色々お話しします。その人の持つファッション傾向、骨格から目指すべき方向性、そこからのバリエーションなどをお伝えすると、お客さまは声を揃えて『お任せします』とおっしゃいます。

黒木利光(CHARLES DESSIN)





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    黒木 利光

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