お坊さんが気絶する料理って聞いたことがありますか?!

お坊さんが気絶する料理って聞いたことがありますか?!

「お坊さんの気絶」という料理を聞いたことがあるでしょうか?

これは実はトルコに実際あるイマーム・バユルドゥという料理名。

「美味しすぎて、お坊さんが気絶する」ということからつけられた料理名だそうですが、

日本でもお馴染みの野菜、ナスを使った簡単な煮込み料理なんです。

ナスはキュウリと同じく水分が90%。体の熱を下げる野菜です。

季節はもう秋ですので、体を冷やさないようショウガを使い、日本風のレシピにアレンジしました。

 

罪のおいしさ! 日本風「お坊さんの気絶」のレシピ♪



■材料(2~4人分)

・ナス…4〜5本

<詰める野菜>

・缶詰などのカットトマト…大さじ5(生トマトで半分くらい)

・玉ネギみじん切り…1/4個分

・ごま油…少々

・ニンニク…ひとかけ

・ショウガ…ひとかけ

・味噌…小さじ1

・砂糖(甜菜糖)…少々

・お好みでハラペーニョ酢漬け(ピーマンや青唐辛子でも良い)…少量

<煮詰めるスープ>

・ごま油…少々

・ニンニク…ひとかけ

・水…1/2カップ

・酒…1/4カップ

・醤油…少々

 



<作り方>

①ナスをピーラーでストライプ模様に皮をむき、1個づつラップに包んでレンジで5分ほど加熱し、冷まします。(取り出すとき、熱いので気をつけましょう)

②フライパンにニンニクひとかけをごま油で熱し、香りが立ったら玉ネギのみじん切りを炒め、トマトのみじん切り、お好みでハラペーニョを入れて炒め、味噌小さじ1、砂糖少々で味付けをして水分を飛ばすくらい炒めます。

③ナスの熱が冷めたら、皮をむいた部分から縦に切り込みを入れてボート状に開き、②で炒めた野菜を詰めてゆきます。

④フライパンにニンニクひとかけをごま油で熱し、野菜を詰めたナスを並べ少し焼きます。水と酒、醤油を入れ、蓋をして水分がなくなるまで煮込んでできあがり!

 



常備菜としても便利な料理なのですが、この季節に気をつけたいこと。

前述しました通り体を冷やす野菜ですので、この季節には体を温める食材と摂ったり、ぜひ温め直してからいただきましょう。

 

ちょっと意外!? ナスはファイトケミカルが豊富な野菜♪



秋のナス料理は、焼きナスがメジャーですが、こんな食べ方もいいと思います。

中に詰める野菜で色んな味が楽しめそうですね!

ナスは90%が水分でカロリーが低く、あまり栄養がないと思われがちなのですが、

「ナスニン」と呼ばれるファイトケミカルが含まれているんですよ!

その抗酸化力はブロッコリーやホウレンソウよりも強いとか。

季節に合わせた食べ合わせで、上手に抗酸化してゆきしましょうね!




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