特別なケアは不要。「知る」だけであなたは美しくなれる?!
前回のコラムでは、美容のために「筋膜」へのアプローチが欠かせないというお話をしました。
筋膜には「消化できなかった感情」が蓄積されると言われていて、それが美容の大きな弊害となり得るのです。
そのため、美の追求のためには身体のケアだけでなく、日々の心のストレスを蓄積させない方法を身につけることも大切なポイントとなってきます。
だけどストレスを溜めるなと言われても、どうすればいいのかわからないですよね。
プラス思考って本当にプラス?身体にストレスを蓄積させない為に
例えば、プラス思考をやめること。
腹が立つことがあっても悲しいことがあっても笑顔で頑張る!みたいなことをしていると、一見いつも元気で素敵ではありますがその怒りや悲しみの感情は身体に蓄積されて、あなたの美しさを奪います。
もしくは、突然ダムが決壊するかのように怒りが爆発してしまい、周りの人にビックリされることがあるかもしれません。
そんなことにならないためには、少し後でもいいので自分の感情を「知る」ことです。
あの時は悲しかったとか腹が立ったと、ご自分の感情を知るだけでいいのです。
腹が立った相手にわざわざ言いに行く必要もありません。ただ自覚するだけ。
不思議なことに、感情は明確に自覚するだけでほぼ消化されていくのです。
どうして「消化」と言うのかというと、感情は排出される時に食べ物と同じように腸を通って出ていくという説があるから。大きく感情が排出される時にはちょっとおなかがゆるくなることもあるのですよ。
気持ちがわかれば身体が変わる!?筋膜と美容は密接に関係する
感情の自覚ができると、身体に感情を蓄積させることを少しでも回避することができるため、むくみがスッキリしたり、便秘解消や肌がパッと明るくなったりと、美容にとってうれしい変化が起こります。
筋膜に不要な感情を蓄積させて美を損なわないために、心の状態を知ることは欠かせないことなのです。
反対にどうしても心の状態がわからない場合は無理に考え込むことはやめて、リラックスして身体への施術を受けることをオススメします。身体の調整によって気持ちが整理されることも大いにあることです。
心と身体のつながりってとっても深いものなのです。
竹中三千代(Michiyo Style)