巻き髪を長持ちさせるには、ヘアアイロンの選び方が重要
今回は、長持ちする巻き髪の作り方をご紹介します。
みなさんはどんなヘアアイロン使っていますか?
まず、大切なのは「どのような髪型にしたいのか?」ということ。
やりたい髪型によって、アイロン部分の直径サイズが大事になります。
基本的には次のようなアイロンのサイズがいいですね。
【なりたいイメージ別アイロンサイズ】
・細めのカール:直径25mm
・ふわっとしたカール:直径 32mm
・大きめカール、毛先のカール:直径38mm
アイロンの温度においては、細かく調節できるものが望ましいです。
毎日のスタイリングではだいたい140度から160度が目安。
パーティーなどの気合いを入れてスタイリングしたい時は、180度で巻くとしっかりカールがつきます。
また、最近では巻けば巻くほど潤うアイロン、低音でもしっかりカールがつくアイロンなどNEWアイテムも続々登場しているので、チェックしてみて下さい。
長持ちする巻き髪作りの秘訣は、巻く前のベース作りにアリ!
① まずはブローをして、根元のくせをしっかり伸ばし、ツヤを出す
巻く前のブローはとても大切です。毛先をいくら綺麗に巻いても、根元がいろいろな方向を向いていれば、仕上がりが膨らんだり、崩れやすくなります。
また、髪が湿っていると、巻き髪はすぐに取れてしまいます。
髪の毛が濡れている場合は、しっかりとドライヤーで乾かしてくださいね。
ボリュームが欲しい人は、ブローでふんわりさせて下さい。
② 巻く前にベース剤をつける
髪がスッピンの状態で巻くのは、ダメージの原因にもなります。
アイロンを当てる場所に、均一にベース剤をつけましょう。
③ 髪をブロッキングする
ブロッキングを取るのは面倒と思われがちですが、髪に均一に熱が伝わりやすく、一回に巻く量も分かりやすくなるので、実は早く巻けるコツなんです。
8ブロックくらいを目安に、毛束の量をできるだけ均一にブロッキングしましょう。
いつもの巻き髪がキープできる♪巻き方~仕上げまでのポイント
いよいよアイロンで巻いて行きます。
④ ヘアアイロンで巻き髪を作る
温度は160-180度に設定し、ワンブロックずつ挟んでいきます。
毛先から巻くのではなく、中間部分から挟んでいきます。
徐々に毛先にズラしていき、最後はアイロンを縦に抜きましょう。
ロングヘアの場合は巻き込んだ髪の毛を軽く触り、熱が髪に伝わっていたらアイロンを外します。
※火傷には十分気をつけて下さいね。
全体に巻いたあとしばらく、毛先を(カールを)下から持ち上げ、冷まします。
髪があたたかいうちにほぐすと、だれてしまいますので、十分に髪が覚めてからほぐすようにしましょう。冷風を当てるのも良いと思います。
もし、慣れていない場合は、温度を150度くらいに下げて、少ない毛束量でやってみてもいいかと思います。
⑤ スタイリング剤で仕上げ
巻いたカールをさらに長持ちさせるには、ソフトタイプのワックスを付けるといいです。
カールの部分に揉むようになじませていくと、巻き髪がしっかりできあがります。
ふんわりな雰囲気を出したいときは、スプレータイプのワックスをサッとかけるといいです。
スタイリング剤のつけ過ぎは、逆にカールがだれてしまいますので、気をつけてください。
参考にして、ぜひキレイな巻き髪を楽しんでくださいね。
蓑輪篤(ALVIVE/CREER)