人によって千差万別!まつ毛の生え方の違いとは?
パッチリとした瞳にキレイに生えているまつ毛は、女性には欠かせないもの。
もちろん、マツエクをする際に自まつ毛がキレイに生えそろっており、本数もあれば、とても美しいマツエクをすることが可能です。
まつ毛は、目を埃やゴミから保護し、守ってくれる大切な体毛のひとつです。まつ毛も他の体毛と同じく日々伸びており、さらに抜けて生え変わっています。
まつ毛の毛周期(生えかわりのサイクル)は20日前後~120日と、非常に短いサイクルです。頭髪のように伸び続けるわけではなく、一定の長さが保たれているのが特徴です。
また、まつ毛の周期は【成長初期・成長期・退行期・休止期】の4つの周期を繰り返しています。
まつ毛の寿命は生え始めから約3~5ヶ月程度。なので、まつ毛が伸び始めてから抜けるまで、平均4ヶ月の周期で全て生まれ変わります。
季節の変わり目は特にまつ毛が抜けやすくなると言われており、春や秋は抜けやすいと感じる人が多いかと思います。
まつ毛が抜けやすい時期は、次に生えてくる新しいまつ毛を育てるために、まつ毛美容液を付けたり、洗顔時に毛をしたりと、念入りに丁寧なお手入れをしてあげることをオススメします!
自分のまつ毛の生え方を知って目力アップ!
性格や顔立ちが人それぞれ違うのと同じく、まつ毛の生え方も一人ひとり違います。
自分のまつ毛の生え方を理解することで、よりキレイで自分に合ったマツエクを楽しむことができるので、自分のまつ毛の生え方のメリットとデメリットをチェックしてみてください♪
【上がりまつ毛】
一般的に上がりまつ毛の人は、根元からまつ毛自体が上がっており、まつ毛の根元~毛先まですべて正面から見えます。
まつ毛が生まれつきカールしているため、短いマツエクでも長く見えやすく、比較的ゆるいカールのマツエクでもクリッとした目元デザインを作ることができます。
しかし、まつ毛が上がっている分、目の粘膜が見えやすい人もいます。そのため、まつ毛が抜けてしまうと、余計にまつげの間がスカスカに見えてしまう人もいます。
アイライン(まつ毛の生え際のライン)の濃さも重視したい場合は、全体は短くゆるめのエクステを付け、少し太めのエクステをMIXしてアイライン部分を埋めるようなデザインにするのがオススメです。
長さをとにかく出したい人は、長いマツエクを付ければグラマラスな目元を演出できます。
【下がりまつ毛】
下がりまつ毛は、生え際からまつ毛が少し下向きに向かって生えているという人が当てはまります。
上がりまつ毛の人より毛量が多めな人が多いため、まつ毛に厚みがありアイラインは濃く見える傾向があります。
しかし、まつ毛自体にあまりカールがないため、Jカールのようなカールのゆるいタイプを付けてしまうと、下がり気味のまつ毛にさらにプラスされて、白目の部分にマツエクがかぶって重く見えてしまうことがあります。
生え際からまっすぐ上がっているまつ毛ではないので、あまり長いマツエクにせず、カール感があるモノを付けることにより、パッチリ目元デザインに近づけることができます。
ストレートライン(接着面)は、ゆるいマツエクのほうが多くカールの強いマツエクほど少ないため、カール感のあるモノのほうが根元は重くなりにくく、軽い感じのまつ毛になります。
【逆さまつ毛(さかまつげ)】
下がりまつ毛よりも、さらにまつ毛が下がっており、通常外側に向かって生えているまつ毛が、眼球の方を向いて内側に生えている状態のまつ毛です。
逆さまつ毛の人はビューラーをしても下がりやすく、目の中にまつ毛が入りやすい、慢性的な痛みを感じる、異物感があるなど苦労されている人が多くいます。
中には、まつ毛が目に刺さっているような深刻な状態の場合には、マツエクの施術ができない、というお店もあります。
逆さまつ毛にマツエクを付ける場合、長さがあるものは目元がとても重い印象になり、瞳の中に刺さりやすくなるため、オススメしません。
もしマツエクをする場合は、長さを少し出してあげてからカールが付いているモノをつけると、自然でカールがあるまつ毛に仕上がります。
一部では、マツエクが逆さまつ毛の矯正効果があるという情報もありますが、その効果が証明されているわけではありません。深刻な状態の場合は、まずかかりつけの眼科医にご相談することをオススメします。
キレイなマツエクを楽しむには、日頃の自まつ毛のケアが大切
まつ毛美容液でのまつ毛ケアはとても浸透しており、実践している人も多くいらっしゃると思います。
マツエクを付けている時のマツエク&自まつ毛ケアももちろんですが、自まつ毛は人により生え癖が違うため、自まつ毛もまつ毛用のコームでメイク前や就寝前に整えてあげると良いでしょう。
自まつ毛の向きは場所によっても違ってきますので、向きによってカールや長さを変え、状態に合わせてMIXして付けてあげることもオススメします。
また、自まつ毛のケアをしてあげないと、まつ毛自体のダメージが進行してしまい、生え癖や状態も変わり、まつ毛が縮れてしまったり変に毛の向きがヨレてしまったりすることもあります。
ご自身のまつ毛をしっかり見てあげて、良い状態でマツエクを楽しんでください。
アイリスト/吉田郁子
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