夏ネイル。浴衣はもちろん、盛りだくさんなイベントに対応したい!
私のサロンでも、夏になると浴衣に似合いそうな和柄ネイルのオーダーがよく入ります。
ここで「はんなり和ネイル」に浸るのもいいものです。日本の美しい四季、万歳♪
しかし、ではそのネイルは来週参戦予定のフェスには似合っていますか?
服装とちぐはぐでおかしなことになっていない?というのが、今回の問題です。
今回は、サロンで大人気の花柄ネイルを集めてみました。
あなたのオンとオフ、両方を盛り上げてくれるデザインはあるでしょうか。(全ての作品はジュエリージェルのベース、トップ、カラー、ランタナ、メタリックを使用しています。)
初めにご紹介するのは、「華やぎの芍薬」。
スクラッチのテクニックで描きだした芍薬。スクラッチとは、あらかじめ下塗りした上から別の色を塗り重ね、上の色を削りとることで絵を描いていくアート技法です。
下地にしたランタナカラーには、蛍光色が含まれています。クラブやフェスで使われるブラックライトの下では、表情が豹変するデザイン。妖しく光ってトランス気分に!
霞むようなネイルアートは、乙女な夏の夜にぴったり
次は、「霞み花影」。
透けたり、滲んだりするジェルのテクスチャーを使ったデザイン。
女の子っぽいものが大好きな人におすすめ。
白や桃色、藤色の浴衣、または大人に紗のお着物と合わせてもしっくりきます。デイリーな夏ファッションも邪魔しません♪
暑い夜に、なんて粋な雪女ネイル
タイトルは「粋な雪女」。
和服の世界では、季節が遅れた柄を着ているのは、???なこと。反対に季節先取りや、真反対の季節の物を取り入れることは「粋」とされているそうです。
実は私、今年は雪柄の浴衣をオーダーしたんです。我ながら、素敵なアイディア!
ネイルにもこんな冷た~い、雪柄や寒椿を取り入れて、涼感を楽しんでみてはいかがでしょう?
凛とした渋みが女っぷりを上げてくれる!
「凛として花になる」。
ベースに使った渋いカラーのメタリックジェルがなんともツンな雰囲気です。
世間の言う可愛いには目もくれない、そんな美人にぴったり。
デニムのシンプルコーディネイトとも、相性もばっちりです!
南国娘の浴衣ネイルは、どんなイベントにも対応可能☆
「お転婆に南国」。
カラーだけ見てみたら和風なのに、柄はプルメリアや南国のお花。
一つのイベントだけを楽しみにしない、お転婆な女子にピッタリです。御覧の通り、花火大会にも、海の家にも、ロックフェスにも!どんな場面にも、顔を出して♪
夏の準備はできていますか?
ネイルも、浴衣も、ドレスも、ピンヒールも。
美しく自信満々に過ごしたい。準備運動はほどほどに、飛び出して行こ~う!
今日のあなたもきれいですよ~!
ネイルアーティスト/田邉 薫(mini-ka SURGA)