指先から春を感じる。桜の季節にオススメな桜ネイルデザインのポイントを解説

春はやっぱり桜!!指先に春を閉じ込めた桜ネイルはいかが?

年に1度は楽しみたい春ネイルといえば、やっぱり桜!! という方も多いと思います。
ひと口に「桜ネイル」といっても、ちょっと手を加えれば様々な雰囲気のデザインになるので、いろいろなアレンジにチャレンジしてみませんか。

桜モチーフのポイントは”花芯”を描くこと!桜の可憐さをプラス

桜は花びらの形が特徴的ですから、フォルムを意識して描くだけでも、桜のかわいらしさが表現できますよね。
そこへひと手間かけて、花芯を足すと可憐さがさらに引き立つんです。パーツなどを使っても良いですが、細い線で描き加えると全体が引き締って、繊細で大人っぽい華やかな印象になりますよ。
私はエアブラシで描く場合、ポジはもちろん、ネガで噴いた桜にも細筆で花芯を描き入れるようにしています。
花芯を描くポイントは、まず中心から放射状に6本~12本ほど線を描くこと。それからそれぞれの花芯の先端に小さな点を打てば、綺麗にできます。
描き入れる線の数によっても印象が変わりますが、丁寧に入れるほど上品な表情になりますので、その変化を楽しんでみてはいかがでしょう。

透け感のあるホワイトやパステルカラーで入れて今っぽく!

桜はピンク色のイメージですが、ベタ塗りで描くと少し和っぽいイメージになりますよね。
今っぽく、さりげない桜ネイルにしたい方には、エアブラシでホワイトに噴いた透け感たっぷりの桜モチーフがおすすめです。
春らしいパステルカラーやヌードカラー、クリアにも、品よく映えて軽やかに仕上がります。

濃い色の上にホワイトの桜を入れると、エアリーで軽やかな印象に

エアリーな白い桜は、濃い色の上にもきれいに透けて発色します。
同じモチーフでもベースカラーによって印象が変わるのも面白いですよ。

自分で描くのが難しい人は、シールを使うのがオススメ!

描くのは難しいという方も、桜モチーフのシールもいろいろと出ていますから、そのまま使ったり、花芯だけ描き加えたり、自分らしくアレンジを楽しんでくださいね。
実際には1~2週間ほどで散ってしまう桜ですが、桜に待ち焦がれる今のうちから、指先でたくさん楽しみたいですね。

ネイルアーティスト/松本壽美代(Re-cue)