ネイルアーティストにオーダーをうまく伝えるためには

ネイルアーティストにオーダーをうまく伝えるためには



「なんだかイメージと違うネイルになっちゃった。値段も高かったな……」
ネイルサロンでそんな悲しい思いをしたことはありませんか?
もちろんサロン側の技術不足なんて、言語道断!次のサロンをお探しください(笑)。

今回お話をしたいのは「そのネイルオーダーは、きちんとネイルアーティストに伝わっていますか?」ということです。

ネイルサロンでは施術前に、お客様の要望を伺うカウンセリングを行います。
満足のいくネイルアートを施してもらうには、このカウンセリングの場面で、お客様もしっかり主張を持って臨むことをお勧めします。

お客様もネイリストも、出来上がった瞬間ハッピーになってしまう、そんなオーダーの仕方とはどんなものでしょうか。

1.「お任せで?」→相当な信頼関係ができるまでは難しい

>1.「お任せで?」→相当な信頼関係ができるまでは難しい



私のサロンでこのワードを使って頂けると、本当に嬉しくなります。
ネイルアーティストとしてのこれまでのご愛顧、デザイン力への信頼を感じるからです。

しかしながら初回の方や、まだお付き合いの浅い方に言われてしまうと、おっとっと、よ、よ~し!(笑)となります。
サロン側の提案がばっちりはまったときはいいのです。
しかし最悪の場合、これも違うあれも違うと時間のロスにもつながります。

デザインまで考えなくて大丈夫です、簡単でいいのです!
どんな場面で、どんな服をきて、何色が好きか、お仕事で許されるデザインの範囲、これだけはしっかり伝えましょう。

2.「かわいいのにして?」→ネイルアートサンプルや画像でイメージの統一を

2.「かわいいのにして?」→ネイルアートサンプルや画像でイメージの統一を



“KAWAII”、“かわいい”、“可愛い!” 
この言葉ほど、イメージの振れ幅が大きいものはないです。

「ピンクで、花柄で、かわいい感じで。」サロンですから、カラーは豊富だとして、なんといってもデザインの統一、共通認識が重要です。
ロココ調の小花柄を可愛いと言っているのか、ウォーホルのアートのようなクールな花を言っているのか、原宿スタイルの毒のあるカワイイなのか。

サロンで提示されたサンプルに、好みのものがない場合、画像などを「はい、こんな花柄。」と、何枚か見せていただくのが一番安全です。
この“何枚か”も重要です。枚数が3枚程度あることで、ネイリストはお客様の好みを知ることができます。百聞は一見に如かず!

3.「え!高い?」→予算を伝えるのも一つの手段

3.「え!高い?」→予算を伝えるのも一つの手段



「ネイルサロンの金額がよくわからない。」
はい、そのお気持ちわかります。

マニキュアポリッシュによるケアカラーや、フレンチネイルなどの技術が決まっているものは定額で分かりやすいものです。しかしネイルアートとなると、アートの種類、内容で金額もまちまちです。

出来上がりでびっくりしないためにも、予算を伝えるのも良いことです。
(私のサロンでは出来上がりのおおよその金額を説明し、ご納得後に施術に入るようにしています。)

サロン側も予算を知ることで、アートを増やすよりも甘皮のケアをしたほうが良いとか、アートを1本減らしたデザインに変更するなど、パーソナルな提案を行えます。

4.「うん!最高に素敵!」→ネイリストのポジティブ発言がお客様の自信に

4.「うん!最高に素敵!」→ネイリストのポジティブ発言がお客様の自信に



最後はネイリストさん側への提案です。

お客様との連携がうまくいき、素敵な作品が生まれた瞬間。
堂々と素晴らしいネイルアートができたことを、声に出して言ってみましょう。
施術後に私は「~さんによく似合います!完璧。きれいっ!」といつも声に出して言っています。これがことのほかお客様に好評で、「そう言われると、本当にいいデザインが付いているんだなと、自信になる!」と言って頂けています。

日本人は自画自賛が苦手ですが、お客様へのおまじないくらいの気持ちで、ぜひ一言添えてみてください。
だって、皆さん、この瞬間のためにたくさんたくさん練習してきているでしょう?

技術の高いネイリストは優秀なデザイナーです。
指先のコンディションを整えるケア、完璧なつるんとしたカラーリング、「カン!」と出来上がったネイルエクステンション、その上に花咲くアートの数々。
このすべてを最大限に利用できるかは、お客様のオーダーにかかっています。

ぜひとも「わからない、お任せで、どっちでもいい」ではない、主張あるオーダーをぶつけてください。
それこそお客様もネイリストも、施術後ハッピーになれる方法なのです♪

ネイルアーティスト/田邉 薫




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    田邉 薫

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