キレイな爪をキープするために!本当に爪にいいこと・悪いこと

指先の細かな作業をするために不可欠な“爪”

指先を見ると、その人の生活感を感じることができます。潤いがあって綺麗に整えられた爪…大切な部分ですね。
爪は、ケラチンからなるたんぱく質です。カルシウムと思っている方も多いようです。
爪や髪の毛は、皮膚の付属組織です。爪は指先を保護し、細かな作業をするために欠かせない部分なのです。
字を書くことも、爪の助けによりスムーズに動かすことができます。
動物は爪を武器に使い、人間は生活するのに役立てています。

 

爪を短くカットし過ぎるとNGな理由とは?

爪にカラーポリッシュやジェル、アクリルを乗せていると、よく「爪が息できなくならないの?」と聞かれます。
爪は、皮膚の角質層が特殊に分化しているので、息ができなくなることはありません。
爪を保護するためのベースコートなどでコーティングする方が、爪を乾燥から守り、折れたり欠けたりを防ぐことができます。
爪の長さも、身を削るぐらいに短くカットされている方が多いです。
爪先を、最低でも1mmぐらいは残してカットしてください。細かい作業がとてもしやすくなります。
爪の裏にルースハイポニキウム(爪の下にある皮から発生し、爪の裏側にくっついている角質の部分)という、爪を支えて細菌から爪を保護する薄い皮膚の膜があります。
爪を短くカットし過ぎることで、この保護膜を傷つけてしまうと、細菌感染の原因になるので、爪のカットには注意してくださいね。

 

リムーバーを使う時は、喚起はこまめに!手洗いもしっかりと!

気をつけて欲しいことは、ポリッシュリムーバーやジェルリムーバーは揮発性があるため、使用する時は換気をこまめしてください。
小さな子供やペットなどには、充分に配慮してください。酸素よりも重いため、部屋の下に充満します。
部屋の上の部分の換気だけでなく、床の部分の換気もお願いします。
指先の手洗いも、薬用ソープで泡をしっかりたてて、30秒くらいかけて指先、指の間を洗うことが大切です。
指先にいいことをしてみてください。細菌感染の予防にもなり、風邪予防にもなりますよ。

宮子信子(ネイルサロン&スクール MIYAKO)