プロになったきっかけは「ネイルが好きだから」という気持ち
私のネイルアーティストの始まりは大学生の時にネイルに興味を持ち、ネイルスクールに入学したことでした。
入学して2~3カ月したころ、学院長が「スクールコンテストを開催するのでみなさん参加して下さい」とおっしゃいました
入学して間もないですし、コンテストって何だろう??という感じでしたが、楽しそうだなと思ってエントリーしました。それが私のネイルアーティストとしてのコンテスト人生の始まりです。
コンテスト目指して猛練習して技術を磨いた日々
エントリーしてからは、スクールにモデルさんを呼んで毎日練習していました。
半年以上前に入学された方やもっと先輩などもいましたが、優勝の賞金と韓国旅行に行きたくて優勝を獲る気持ちが大きかったことを覚えています。
ネイルアート、ネイルケア、スカルプチュアの部門があり、どれに出場してもいいのですが私はなんと全ての種目にエントリーしました。
好きを仕事にするには、まずは一歩踏み出してみること
朝から始まり、コンペ終了したのは夜でした。結果は、グランドチャンピオンをいただくことができました。前日もアートの練習をして、貫徹でした。
もう本当に疲れて大変だったので、全ての苦労が報われて感無量で泣いてしまいました。
もう20年前のことなのですが、初出場のコンペだったのでとても思い出深く、今でも懐かしくよく覚えています。
スクールに入学する前から自分の爪に絵を描くのが好きでしたし、何の知識もないのにスカルプチュアをしたり、時間を忘れるくらい何時間も楽しんでやったりしていました。
ネイルを始めてみたいけど、不器用だからできるかな…と悩まれる方は多いですね。
器用かどうかより、好きか嫌いか。最後はそこが大事だと思います。迷うならばまずはやってみる。楽しいと思えたならそれはあなたの天職になるかもしれません。
趣味を仕事にできること。それはとても幸せなことだと思います。私の場合はネイルでした。仕事でも趣味でも、好きで長く続けられるものを見つけてくださいね。
野尻早苗(Flawless Nail)