マツエクカールの違いを知って、目が大きく見える理想のデザインに!
美容情報誌やアイラッシュサロンに行くと、必ず目にするJカールやCカールといったマツエクのカール名……皆さんはこのマツエクカールの違いをご存知でしょうか?
実はこのカールの違いを知ることにより、今まで以上に自分の理想のデザインが可能になります。
しかし、あまり細かく説明がされていないのが現状です。
今回はそんなマツエクの商材や素材について説明をしたいと思います。
どれがぴったり合う?カールの種類と商材のあれこれ
【カールの種類】
カールは弱いものから強いものへの順に呼び名がついており、その順番はJ、C、SC(CC)、SSC(D)カールなどと呼ばれます。それ以外にもカールの角度をアレンジしたLカールなどの特殊な形状人工毛も近年ではあります。 一般的にはJとCが主に人気のあるカールです。カールが強くなるにつれて目力アップにはなりますが、取れやすい傾向もあります。
■Jカール
ゆるやかなカールで自然かつ上品な仕上がりになります。ナチュラルなマツエクや自まつげの延長のようなデザインによく使用されます。
■Cカール
Jカールよりも曲線があり、ビューラーで仕上げたような自然で柔らかい印象の仕上がりになります。ノーメイク時にも馴染みやすく人気のカールです。
■SC(CC)カール
Cカールよりもカールが強く、まつげパーマを当てたようなはっきりとした目の印象になります。つけまつげのようなパッチリ系デザインがお好みの方にオススメです。
■Lカール
ビューラーでバッチリとまつげを立ち上げた時のようなカールです。根本からのカールではなく、まっすぐな形状から毛先のみL型のようにカールをしています。
※メーカーによって、カールの名称や角度、長さが多少異なります。
【マツエク素材の違い】
マツエクには材質にも種類があり、様々な商品名がついています。
代表的に呼ばれている名称は「シルク」「ミンク」「セーブル」の3つです。
通常これらは全て「PBT(ポリブチレンテレフタレート)」・別名「形状記憶繊維」が使用されています。この商品名を素材名と誤認している方もいらっしゃるのではないでしょうか。この名称は例えとしてつけられているだけなので、正しく覚えてくださいね!また最近では、世界で初めてPBTに銀イオンを練り込んだ抗菌機能を持つ日本製人工毛も登場しています。
■シルクエクステ
質感は固めの素材で自まつげには馴染みにくいです。毛のまとまった感じと光沢があるのでツヤ感を楽しみたい方向け。値段はシルクが1番リーズナブルです。つけまつげのようにバッチリとした目元がお好みの人に人気です。
■ミンクエクステ
マットな感じで光沢があり、ボリュームやゴージャス感を出したい方にオススメです。つけ心地も軽く、自まつげへの密着度も高いです。ですが、マットでフサフサな印象になってしまうため、ナチュラルな目元やデザインには向いていません。
■セーブルエクステ
上記2種類と比較すると、もっとも自然で高級なマツエクの素材です。自まつげに一番近い柔らかさで、ゴワゴワ感も少なく馴染みも抜群です。近頃ではナチュラルメイクが流行でもあるため、セーブルがとても人気になっています。
マツエクライフを楽しむために!注意するべきこと。
マツエクの商材にもさまざまなメーカーがあり、名称や商品名はもちろんのこと、全ての人工毛が「同じ長さ」「同じカール」「同じ素材」とは限りません。
自分好みでデザインを決めるのももちろんのことですが、望むデザインだけを重視して選択するのではなく、自分のまつげの形状や健康状態、商材が合っているのかどうかなどを考慮してサロンやデザインを決めて頂きたいです。正しいケアの仕方もとても大事ですが、人によって自まつげの生え方や状態、そしてどの材質が合うのかは千差万別です。もし今ご自身がつけている材質やカールが合わないと少しでも思うのならば、サロンの施術者に相談をしたり、材質を変えてみたりしてくださいね。
自分にぴったりのマツエクを見つけて、マツエクライフを楽しんでくださいね。
アイリスト/吉田郁子
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