【ポイント①ベース作り】着物に合う美しいベースの作り方
これから夏に向けて、浴衣を着る機会も多くなってきますよね。また、結婚式にお呼ばれした時など、着物を着て行く方もいらっしゃるのではないかと思います。洋服とは違う着物や浴衣には、いつもより華やかなメイクがよく合います。
今回は、そんな着物に合うメイクをご紹介します。
まずは、ベース作りから。
着物に似合うのはやはり『マット肌』もしくは『セミマット肌』です。
マット肌とは、ツヤがなく凹凸がない肌の事です。セミマット肌は自然なツヤ感がある肌の事です。特に浴衣にオススメですね。
重厚感のある着物には、ずばりマット肌。パールやラメが入った下地やファンデーションだと、ツヤも凹凸も出てしまいます。なので、ハイライトも不要です。着物には陶器のような、日本人形のような、そんなベースの美しさが似合います。そしていつもよりもワントーン明るめの色を使って、濃いめのベースにすると着物にぴったりの肌になります。さらにポイントメイクも映える効果があります。
【ポイント②目元メイク】眉はしっかり!アイメイクは目力!
昔の着物メイクは、まろのようなものや笹の葉をイメージした眉を描いていました。今も名残は少し残っていて、やはり短めに描くというのがポイントです。そして、いつもより濃く太めに描いていきます。
アイメイクも目力が出るように、アイライナーはブラックでしっかり引きます。マスカラも同様に、ブラックでたっぷりと根元からつけていきます。アイシャドウやマスカラに着物に入っている色味をポイントとして入れたり、下目尻だけに赤いマスカラをつけたり、下まぶたにグリーンのシャドウをつけたり、シャドウはシンプルにしてカラーラインを入れるのもオススメです。基本はシンプルに、ラインとマスカラで目力を出していきましょう。
【ポイント③リップ&チーク】着物に合わせた色で華やかさアップ
リップも基本マットにするのがオススメです。リップライナーで輪郭をきっちり取り、着物に合わせて華やかなものなら濃く、おとなしめのものならリップも薄めにします。
チークは目尻側からこめかみに向かって楕円形に入れていきます。上の方につける事がポイント。さらに目力が引き立ちます。
洋服のメイクとはやはりポイントが変わりますよね。
ぜひ、お顔が映えるよう着物メイクにチャレンジしてみて下さいね!
堀田久美子(Blanche)