ほかではあまり見かけない、個性派のアレンジを紹介します!
今回紹介するのは、滝が流れているように見えることから”ウォーターフォール”と呼ばれているアレンジです。また、トップからすくった毛束を下へ捨てて作っていくので、”捨て編み込み”とも言います。
通常の表編み込みと同じ、3つの毛束を編むことで作れるウォーターフォール。普通の編み込みよりも凝った見た目になるので、ぜひ挑戦してみてください。
複雑に見えて、意外とシンプルな手順で作れるアレンジです!
① 顔周りからトップにかけての髪を取り、三つ編みの要領で3つに分けます。
② 顔の左側に向かって、3つの毛束を三つ編みの要領で1回編み込みます。
③ 1回編んだ段階で、3つの毛束のうち、いちばん外側にくる毛束(写真の親指の部分)を下ろします。
④ 残った2つの毛束を交差させます。
⑤ トップから新しい毛束をひと束取り、2つの毛束の間に上から通します。
⑥ これで再び毛束が3つになります。新しく取った真ん中の毛束はそのまま下ろし、両端の毛束を交差させます。
⑦ 手順⑤~⑥を同じように繰り返し、ウォーターフォールを編み込んでいきます。
⑧ 右耳まで編み込めたら、ウォーターフォールの毛先と右サイドの髪の毛をひとつに合わせます。
⑨ ひとつに合わせた毛束を3つに分け、三つ編みにゆるく編んでいきます。
ウォーターフォール2つのアレンジも、手順は簡単です
ボブ、ミディアム、ロングのどんな長さの髪でもできます。手順さえ分かれば難しくないアレンジです。
ウォーターフォールを2つ作ったアレンジは、とても難しいように見えますが、サイドから毛束を取り、手順6で下ろして捨てた毛束をトップの毛束と同じように使って編んでいるだけです。同じことをしているだけなので、ひとつ作るのも2つ作るのも難しさは変わりません。ぜひやってみてください。
美容師/小林和朗(Hair Design stylee)