どうして赤ちゃんには薄毛やフサフサの髪の子がいるのか?

赤ちゃんの髪の毛について、気になるアレコレ

生まれたての赤ちゃんも、赤ちゃんによって個性がさまざまですよね。
髪の毛も同じくらいに個性豊か。
「ちょっと薄すぎないかな?」なんて心配になっちゃう子もいれば、
「え!? この子新生児?」ってくらいフッサフサな子もいます。
(実はうちのムスメもフサフサです)
そう、赤ちゃんの髪の毛ってママとしては、とっても気になります。
個性があって個人差はあるって分かっていても、心配になってしまうもの。
今回はそんなお話です♪

赤ちゃんの髪の毛4つのポイント

【ポイント①:薄くても心配無用!】
髪の毛が薄いと「将来大丈夫かしら??」と心配になるのが親心。
でも心配は無用です!
濃い・薄いというのは個人差だということは、ご理解いただけると思います。
実は生まれたばかりの赤ちゃんの髪の毛というのは、まだまだ成長の途中。
ヘアサイクルも整っていない“産毛”なんです♪
早い子で3ヶ月、一般的には1歳になるまで産毛の役割があって、生え変わらない子もいます。
しかも、ママの髪の毛を引っ張るように、赤ちゃんは自分の髪もつかんで引っ張るクセがあるんです。
時期になれば背面でのズリズリや、まだまだ筋肉が無いので頭を体で押すようにズリズリ・・・
赤ちゃんならではの行動で、抜けることも多いんです。
そしてこのクセやズリズリは、成長とともになくなっていきます。
【ポイント②:3歳前後からきちんと生え変わる】
早ければ2~3歳頃に、少ししっかりした子供の髪の毛に生え変わります。
赤ちゃんのときにクセ毛だった子も、ストンとさらさらのストレートになったり、薄かった子が一気にフサフサになったり。
めっちゃ多かった子は意外と普通になったりするんです。
生命の神秘ですね♪
【ポイント③:赤ちゃんの髪を剃るのはよくない?】
そうなんです。
知っている方も多いと思いますが、日本では赤ちゃんの髪の毛を剃るという文化がありますが・・・
要は、剃り上げた間に生え変わりの時期になり、揃って生えてくるので多くしっかりした髪の毛のように感じるだけ。
逆にかみそりを使って頭皮を傷つけて、ばい菌などが入って炎症などにつながるほうが危険です。
【ポイント④:注意するべき赤ちゃんは?】
そうはいっても中にはまれに、心配の続く子がいるのも事実です。
そのときは以下の3点に注意して観察をしてください。
① 頭皮の状態
頭皮湿疹や赤みの異常があるときは、すぐに小児科や皮膚科に相談を。
② いくつになっても生えてこない
4~5歳になってもまだまだ薄かったり、生えてこなかったりする場合は先天性欠毛症の疑いも。
かなり珍しく10000人に1人という割合。
ほぼほぼ疑う必要はありませんが、どうしても気になるときは病院で相談してみるのがいいですね。
③ 円形脱毛症
赤ちゃんはストレスを感じやすいです。
意思表示が上手にできないので、いろいろと溜め込みやすいんですね。
それによって起こることも多いのです。
過剰な心配はよくないので、気になる時はかかりつけの病院でしっかり相談してくださいね。

意外!赤ちゃんの時は薄毛が勝ち組!?

薄毛の赤ちゃんは毛量が少ない分、汗疹になりにくかったり、抜け毛も目立ちにくくなったりします。
うちの子なんて寝るたびにびちょびちょ…
お肌が敏感なこの時期には、心配事の一つにもなります。
そう考えるとメリットかも知れませんね。
少しご参考になさってください♪