編み込みは、ワンポイントからメインデザインへ!
編み込みは今やヘアセットに欠かせないテクニックになりました。
もうすぐ成人式ですね。僕のお店はヘアアレンジを前面に推していますが、成人式の受付はしてないんです、残念ですが…。
昔スタッフとして働いていた時は、担当する側の自分も正装して施術させて頂いていました。
ということで。トップ画像のスタイルのような、編み込みのみで作るアレンジ、少し極端に作りましたが最近では珍しくなくなりました。昔はサイドのみの編み込みというのがスタンダードでした。大切なのは「タイトな面」と「ツヤ感」だったように思います。
高さ+編み込みアレンジは、アップスタイルの基本
こちらのスタイルも編み込みアレンジでよくある、トップにキレイめな高さ、それ以外を編み込みでデコレーションするスタイル。昔のスタイルの真逆で、トップは逆毛でモシャモシャと高さを出す+サイドとバックはタイトにするのがアレンジのテンプレートでした。成人式で今でもよく見られる基本パターンです。
遊び心を出したカジュアルアレンジ
最後のアレンジは思いっきりカジュアルに振ったデザインです。
遊び心のあるカラーゴムと立体感は編み込みならでは。もちろん後れ毛なんて気にしない(笑)。最近はこういうデザインをキレイめなファッションに合わせることもよくあります。古着をミックスする感じですね。
そして今年は? 僕はトレンドを追いかけるだけでなく、作る美容師になりたいと思っています。トレンドはメディアが作る、実際にはそうかもしれません。でも「私はこれが好きっ!!」という気持ちも大切です。
成人式でのアップスタイルもバリエーションが必要になりますが、応用も基本なくしては成り立ちません。僕はスタイリストデビューしてから2年程、夜会などの基本アップスタイル専門のスクールに通いました。最近の成人式では、崩れたりお直しされたりする方を時々見かけます。温故知新も大切にしていきたいですね。
福原慶之(intim hair)