ヘアのトレンド最前線!海外アーティストに人気“Baby Hair(ベイビーヘア)”の作り方

特徴的なくねくね前髪! “Baby Hair(ベイビーヘア)”とは

どんなヘアスタイルの状態でも、簡単に今期のトレンド最前線に持っていける、そんなスタイルを紹介いたします!

その名も“産毛(Baby Hair)”と呼ばれるセットスタイル!
オールバックから少しだけ前髪を垂らして、くねくねとカールさせ、おでこに張り付けたスタイルです。
日本では何て呼べばいいのか、呼び名すら分からず検索できなかった人もいるかもしれません。

世界のハイブランドのショーのヘアスタイルもこのBaby Hair一色で、有名ハイファッション誌でも表紙を飾り衝撃を与えました。
また別のショーでは、ラフに作ったまさに今年流のアレンジを見ることができました。

白人、黒人の数々の有名アーティストも取り入れているスタイルです。

大きめカールがトレンドスタイリングのポイント!

このスタイルは、ブラックヘアの歴史では80年代後半から90年代前半に流行したスタイルの復活スタイル。
ブラックヘアではカールの細かさに合わせて、2~3㎝でのカールを額の生え際に沿ってぴたっと馴染ませるスタイルが定番でしたが、アレンジしてオリジナルなスタイリングをするのも楽しみ方の一つでした。

今期のトレンドは、かなり大きめでゆるめのカールがスタイリングのポイント!
かなりラフにアシンメトリーに作られたものも多くありますので、きっちり綺麗にできなくても十分おしゃれ気分を味わえます!

では、このスタイルは、どんなヘアスタイルに合わせるのがよいでしょうか?

Baby Hairのスタイリングに合わせる他の部分のスタイルの特徴は“ピッタリとしたスタイル”。
そうです。どんな地毛の状態でも、まず全体のヘアをとにかく結ぶこと。

ストレートヘアでもウエーブヘアでも襟足で1つに簡単に結ぶ、これでベースはOK!!
結んだ地毛はラフにお団子にしてもOK!

他には、コーンロウや以前のコラムでも紹介させていただいたKNOT(ノット)と合わせるのもGOODです。

意外に簡単にできる! セルフアレンジ“Baby Hair”の作り方

では、誰でも簡単にできる“Baby Hair”の作り方をご紹介します。

①額の中心部分の生え際から5mmくらいを残して全体を結ぶ。
※地毛が固くてストレートの場合は、残した部分をウエーブアイロンで巻いてカールをつけるとセットしやすくなります。

②カールをつけた部分に、ジェルまたはポマードを充分になじませる。

③コームでなじませたい方向に引きだし、上から指で額に押し付けるように馴染ませる。
※産毛が細くて細かい方は歯ブラシを使うとよいです。

④ウエーブを作りたい部分に、動かないように指をしっかり置き、その先のウエーブを作っていく。
ポイント1:しっかりと指で押さえていればその前に作ったウエーブが崩れません。
ポイント2:毛先は内巻きで終わらせるとよいです。

⑤最後に、全体にハードスプレーをかけて出来上がり!!

私もやってみました~! ちょっと左右が違ってもOKです!

地毛が固くてウエーブが付きにくい場合はゆるめになじませてもOK。なぜなら、ラッキーなことに、そんな抜け感のあるスタイリングが今期のトレンドだからです!

ファッションに気合が入らない日も、このテクニックで一気にオシャレ度UP間違いなしですよ~~!
ちょっといつもと違うオシャレがしたい日に、ぜひ一度お試しください!

MIKA JAMBO