言わなきゃ損?!美容室でのヘアカットは何でも気軽に相談OK♪

お客様の気持ちが聞けて、ようやく施術へ!

前回、前髪のカットで悩んでいたサロンモデル西門愛梨沙さんの施術のお話をしました。今回はその続きです。
お客様の気持ちをしっかり聞けたところで、鋏を入れます。この時に少しでも迷いがあれば、絶対にカットしない方がいいです。 後々どんなに素敵なスタイルでも楽しめなくなってしまうかもしれないからです。ただ、そこは信頼を置いている美容師さんであれば、背中を押してもらってカットするのもいいんですがね♪

 

カット途中でも、気になることは何でも言ってOK!

緊張の一瞬。(もう少し短く…ここはこの方が…ここはこう削って…)心の声です。
愛梨沙さんの髪をカットするのは初めてではなく、サロモを始めた最初のころによくカットをしていたのですが、前髪を新しく創るカットは初めてでした。
ある程度の設計図をカウンセリングから作り、カットを進めていきます。顔周りは特に、カットしながら考えて工夫する場面も少なくはありません。
実はカットが進んでいく中でもオーダーはできます。なかなか言いにくいかもしれませんが、少しでも気になることは伝えて下さい。
ファーストバング(前髪の主となる部分)、次はセカンドバング(顔周りと前髪のバランスの部分)、 しっかりお顔をみて、角度調整してカット…
カット後は「いかがですか?」と美容師さんに確認されると思いますが、普段巻くことが多い方であれば、巻いてもらってからの確認もおススメです。 巻いた時の違和感やズレを修正してもらってくださいね。

 

美容師とお客様とのいい関係が、素敵なスタイルに♪

カット終了!前髪を創る前と後では、こんなに印象が違うんです。
後日、アフターカウンセリングをして次回の修正を見つけます。この時、ぜひ正直な感想を美容師さんに伝えてあげてください。良ければ励みになり、悪ければ反省し改善するのが美容師です。次のカットにも活かされ、より素敵なスタイルをお手伝いしてくれる強い味方になってくれます。
僕たちにとってお客様をカットすることは日常です。そして、呼吸するのと同じくらい普通のこと。でも命にかかわるくらい(大げさですが)大切なんです。少しでも気持ちが届けばなぁと思います。
セミナーの講師をしていて感じることですが、美容師は魔法使いでもなければプロフェッショナルなデザイナーばかりでもありません。ぜひ今回ご紹介したようなことを美容師さんへお伝えしてみてください!今までよりもっと良い関係が気付け、きっとあなたのヘアスタイルももっと素敵なスタイルになると思います。

松井愛士(release SEMBA)