お手軽&簡単♪ホームカラーで髪をキレイに染めるには
髪の色を染めたいと思った時、サロンへ行って染める場合と、自宅でホームカラーをする場合とがあるかと思います。忙しくてサロンへ行く時間がない人には、簡単で手軽にできるホームカラーがいいですよね。
「でもセルフでキレイにできるのかな?」とお悩みの方におススメ!ホームカラーの持ちを良くする方法をお伝えしたいと思います。
髪を傷めないホームカラーは、マニキュアタイプがおススメ
一般的にホームカラーは、ドラッグストアなんかでありとあらゆるタイプが販売されています。クリームタイプやジェルタイプ、最近流行の泡タイプなど、いろいろなものがあります。どれが良いかはその用途によって変わってきますが、しっかり染めるならクリームタイプ、全体的にまんべんなく染めるには泡タイプがオススメです。
どちらにしても、カラー剤1剤と2剤を混ぜて使うタイプなのでやり方に差がありますが、髪に対しては同様の負担があり、傷みは甲乙付け難いですね。
髪を傷めたくないならばマニキュアタイプがオススメです。
このマニキュアタイプは固形石鹸(石鹸シャンプー)で先に髪を洗っておくと、染まりは良くなります。ただし今は石鹸で洗ってはいけないタイプのマニキュアもあります。成分表示に「HC染料」と書いてあるものは、逆に染まりを悪くしてしまいますから注意が必要です。
染めてから36時間はシャンプーしないことが、長持ちの秘訣!
カラー剤1剤2剤を混ぜるタイプはクリームでも泡でもどちらにしても、色を混ぜて、髪に塗って、シャンプーするのには変わりはありません。以前のコラム(2014年10月17日配信「自宅でのカラーリングにオススメ!あっと驚く意外なアイテム」)にも書かせて頂きましたが、カラーリングシャンプーをする前に、ちょっとモミモミ乳化をしたり、酸リンスをしたりということをお伝えしましたが、今日はその第2弾です。
ホームカラーの色持ちを良くするには“シャンプーをしないこと”です。
シャンプーしないと言ってもカラーリング後のカラーリングシャンプーではなく、翌日以降の普段のシャンプーのことですが、カラーリングシャンプーをしてから36時間はシャンプーしない方が色持ちは絶対良くなります。
それはなぜか??
ヘアカラーと言うのは薬剤1剤の中に小さな染料の粒が入っています(肉眼では見えません)。その小さな染料が酸化されて互いにくっつき合い、大きな塊となって発色します。大きくなるので毛髪から出られなくなります。
この染料同士が固まるのに36時間かかるのです。だから36時間経過しないに内にシャンプーをすると、固まる前に染料が抜け出てしまうので、はじめから色持ちが悪いヘアカラーになってしまいます。
とはいえ、36時間はちょっと長過ぎるのでせめて、24時間(丸一日はシャンプーをしない方が良いと思います。すごく単純なことなのですが、せっかく染めたヘアカラーだから長く持たせたいデスよね。
ぜひ一度試してみてください。
古根川一弥(SCENEcomplex)